WordPressにGoogleサーチコンソールを設定する方法と使い方

WordPressへのGoogleサーチコンソールの設定方法と使い方
フェニック

WordPressにGoogleサーチコンソールを設定したいけど、やり方がよくわからないぞ。

今回はこのようなお悩みにお答えします。

Googleサーチコンソールの設定は最優先にやることです。

設定しないと、ブログをGoogleに認識してもらえないからです。

Googleに認識されないと、検索結果にブログが表示されません。

そこで今回は、Googleサーチコンソールの設定方法を画像50枚で解説します。

併せてサーチコンソールの基本的な使い方も解説します。

Googleサーチコンソールの設定をサクッと終わらせましょう。

追記です。

WordPressを立ち上げたばかりの人にはWordPressの初期設定の記事もおすすめです。

この記事の著者

Shota

歴3年の副業ブロガー。月間32,000PVのブログ収益化研究所を運営。
X(Twitter)のフォロワーを5,000人以上

目次

Googleサーチコンソールとは

Googleサーチコンソールとは

Googleサーチコンソールとは、Googleが提供する無料のSEOツールです。

Googleサーチコンソールは、ブログの改善点を指摘してくれます。

サーチコンソールが指摘してくれること
  • ブログへの流入キーワード
  • ガイドライン違反
  • Googleが読み込めない記事と原因
  • インデックス登録できない記事と理由
ブログの管理者は修正した内容をサーチコンソールを通してGoogleに伝えることができる

またブログ運営者は、サーチコンソールを通し「改善点の修正」をGoogleに伝えることができます。

サーチコンソールから申請できること
  • 手動ペナルティの解除
  • 投稿記事、リライト記事のインデックス登録
  • Googleが読み込めない記事の改善

詳しくはGoogleサーチコンソールの使い方で解説しています。

ブログを改善するためにも、Googleサーチコンソールを使いこなしましょう。

WordPressにGoogleサーチコンソールを設定する方法

Googleサーチコンソールトップ画面
Googleサーチコンソールトップ画面

以下のリンクからGoogleサーチコンソールのトップ画面に移動してください。

⋙Googleサーチコンソールへ

トップ画面が表示されたら【今すぐ開始】をクリックします。

【URLプレフィックス】に登録するブログのURLを入力する

画面が切り替わったら【URLプレフィックス】に、登録するブログのURLを入力します。

【URLプレフィックス】から、Googleサーチコンソールを設定する方法を3種類解説します。

Shota

ページ内リンクになってます。好みの方法で設定してください。設定難易度も併せて記載します。

Googleアナリティクスに登録してサーチコンソールを設定する

所有権の自動確認(確認方法:Google Analytis)
所有権の自動確認(確認方法:Google Analytis)

【URLプレフィックス】にURLを入力し【続行】をクリックするだけで、設定が完了します。

Googleアナリティクスを先に登録すると、効率よくサーチコンソールの設定が完了します。

Googleアナリティクスの登録方法は、以下の記事で解説しています。

⋙Googleサーチコンソールの使い方へジャンプする

HTMLタグでサーチコンソールを設定する

所有権の確認ページ(HTMLタグ)①

【所有権の確認】の画面が表示されたら【HTMLタグ】をクリックします。

所有権の確認ページ(HTMLタグ)②

【HTMLタグ】をコピーしてWordPressに貼り付けます。

コピーした後は【確認】を押さないでください。

別ウィンドウからWordPressの管理画面にログインしましょう。

コピーした【HTMLタグ】を、以下のプラグインとWordPressテーマに貼り付ける方法を解説します。

  1. All in SEO(プラグイン)
  2. SEO SIMPLE PACK(プラグイン)
  3. Cocoon(テーマ)

All in One SEOにHTMLタグを貼り付ける方法

All in One SEOのインストール画面
All in One SEOのインストール画面

WordPressの管理画面から【All in One SEO】⇒【一般設定】をクリックします。

All in One SEOの一般設定画面
All in One SEOの一般設定画面

【ウェブマスター検証】⇒【Google検証コンソール】をクリックしてください。

【Google検証コード】にコピーした【HTMLタグ】を貼り付けましょう。

<meta name="google-site-verification" content="〇〇〇〇〇〇〇〇〇" />

貼り付けた【HTMLタグ】のうち〇〇〇〇〇〇〇〇〇以外は削除します。

必要なコードは〇〇〇〇〇〇〇〇〇の部分だけです。

貼り付けが終わったら【変更を保存】をクリックします。

所有権の確認ページ(HTMLタグ)③

Googleサーチコンソールの【所有権の確認】の画面に戻り【確認】をクリックしましょう。

所有権の自動確認(確認方法:HTMLタグ)
所有権の自動確認(確認方法:HTMLタグ)

【所有権を自動確認しました】という画面が表示されたら、Googleサーチコンソールの設定は完了です。

⋙Googleサーチコンソールの使い方へジャンプする

SEO SIMPLE PACKにHTMLタグを貼り付ける方法

SEO SIMPLE PACKのインストール画面
SEO SIMPLE PACKのインストール画面
SEO SIMPLE PACK の一般設定画面
SEO SIMPLE PACK の一般設定画面

WordPressの管理画面から【SEO SIMPLE PACK 】⇒【一般設定】をクリックします。

【ウェブマスターツール】の画面を表示させます。

【Googleサーチコンソールの認証コード】にコピーした【HTMLタグ】を貼り付けましょう。

<meta name="google-site-verification" content="〇〇〇〇〇〇〇〇〇" />

貼り付けた【HTMLタグ】のうち〇〇〇〇〇〇〇〇〇以外は削除します。

必要なコードは〇〇〇〇〇〇〇〇〇の部分だけです。

貼り付けが終わったら【設定を保存】をクリックします。

所有権の確認ページ(HTMLタグ)③

Googleサーチコンソールの【所有権の確認】の画面に戻り【確認】をクリックしましょう。

所有権の自動確認(確認方法:HTMLタグ)
所有権の自動確認(確認方法:HTMLタグ)

【所有権を自動確認しました】という画面が表示されたら、Googleサーチコンソールの設定は完了です。

なおSEO SIMPLE PACK側の設定方法は、以下の記事でも解説しています。

⋙Googleサーチコンソールの使い方へジャンプする

CocoonにHTMLタグを貼り付ける方法

Cocoonのダッシュボード画面
Cocoonのダッシュボード画面

WordPressの管理画面から【Cocoon設定 】⇒【アクセス解析・認証】をクリックします。

Google Seach Console IDの入力画面
Google Seach Console IDの入力画面

【Google Seach Console ID】にコピーした【HTMLタグ】を貼り付けてください。

<meta name="google-site-verification" content="〇〇〇〇〇〇〇〇〇" />

貼り付けた【HTMLタグ】のうち〇〇〇〇〇〇〇〇〇以外は削除します。

必要なコードは〇〇〇〇〇〇〇〇〇の部分だけです。

貼り付けが終わったら、【変更をまとめて保存】をクリックします。

所有権の確認ページ(HTMLタグ)③

Googleサーチコンソールの【所有権の確認】の画面に戻り【確認】をクリックしましょう。

所有権の自動確認(確認方法:HTMLタグ)
所有権の自動確認(確認方法:HTMLタグ)

【所有権を自動確認しました】という画面が表示されたら、Googleサーチコンソールの設定は完了です。

なおCocoon側の設定方法は、以下の記事でも解説しています。

⋙Googleサーチコンソールの使い方へジャンプする

HTMLファイルをサーバーにアップロードしてサーチコンソールを設定する

所有権の確認ページ(ファイル)①

【所有権の確認】画面から【HTMLファイル】をダウンロードします。

【HTMLファイル】をFTPサーバーにアップロードしてサーチコンソールを設定する

【HTMLファイル】をレンタルサーバーのFTPサーバーにアップロードします。

今回はロリポップのFTPサーバーを例に解説します。

【HTMLファイル】のダウンロード後は【確認】を押さずに、別ウィンドウからFTPサーバーにログインしてください。

ダウンロードしたHTMLファイル

プラウザにより【HTMLファイル】の種類が違いますが、拡張子が「.html」ならOKです。

Shota

拡張子はHTMLファイルを右クリックし、プロパティから確認できます。

ロリポップの専用ページのサイドバー
ロリポップの専用ページのサイドバー

ロリポップの専用ページにログインしたら【サーバーの管理・設定】⇒【ロリポップ!FTP】をクリックします。

FTPサーバー内の画像
FTPサーバー内の画像

FTPサーバーにログイン後、Googleサーチコンソールを設定するWordPressのドメインフォルダを探します。

Googleサーチコンソールを設定するWordPressのドメインフォルダ

ドメインフォルダを見つけたら、クリックします。

ドメインフォルダ内のアップロードボタン

ドメインフォルダーに入ったら、画面左上のアップロードボタンをクリックします。

【ファイルを選択する】をクリック

画面に切り替わるので【ファイルを選択する】をクリックします。

ダウンロードした【HTMLファイル】を選択

【所有権の確認】画面からダウンロードした【HTMLファイル】を選択します。

「アップロード待ちです。」と表示された画面

選択したら「アップロード待ちです。」と表示されます。

【アップロードする】をクリックしましょう。

【HTMLファイル】のアップロード完了画面

これでFTPサーバーへの【HTMLファイル】のアップロードは完了です。

所有権の確認ページ(ファイル)②

Googleサーチコンソールの【所有権の確認】の画面に戻り【確認】をクリックしましょう。

所有権の自動確認(確認方法:HTMLファイル)

【所有権を自動確認しました】という画面が表示されたら、Googleサーチコンソールの設定は完了です。

WordPressでのGoogleサーチコンソールの使い方

中休み

この項目では、初心者向けにGoogleサーチコンソールの使い方を解説します。

今回解説する内容を実践するだけで、ブログのパフォーマンスを大きく向上できます。

スムージーピュアライフのトップ画面
スムージーピュアライフのトップ画面

過去に私が運営していたブログ(スムージーピュアライフ)を例に解説します。

Googleサーチコンソールからインデックス登録を申請する

記事の投稿後にサーチコンソールからインデックス登録を申請することで、検索結果に早く記事を表示させることができます。

【URL検査】に投稿した直後の記事のURLを入力

Googleサーチコンソールの【URL検査】という項目に、投稿した記事のURLを入力します。

【インデックス登録をリクエスト】をクリック

「URLがGoogleに登録されていません」と表示されます。

【インデックス登録をリクエスト】をクリックしましょう。

インデックス登録のリクエスト成功

【インデックス登録をリクエスト済み】と表示されたら、リクエスト成功です。

記事を早く検索結果に表示させたい時は【インデックス登録のリクエスト】を実施しましょう。

Googleサーチコンソールを使いリライト記事を選定する

リライトは、アクセス数の多い記事を優先しましょう。

アクセス数の多い記事は、検索結果で上位表示されているからです。

検索順位クリック率
1位28.5%
2位15.7%
3位11.0%
4位8.0%
5位7.2%
6位5.1%
7位4.0%
8位3.2%
9位2.8%
10位2.5%
引用:Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid – SISTRIX

検索順位とクリック率(CTR)の関係を記載します。

フェニック

1位と3位じゃ、約3倍のクリック率の差があるんだね。

Shota

アクセス数の多い記事をリライトして、検索結果1位を目指すと効率的です。

アクセス数の多い記事を探す方法①
アクセス数の多い記事を探す方法①

Googleサーチコンソールのトップ画面にログインしたら【検索パフォーマンス】をクリックします。

アクセス数の多い記事を探す方法②
アクセス数の多い記事を探す方法②

画面を下にスクロールして【ページ】をクリックします。

アクセス数の多い記事が、順番にURLで記載されています。

リライトする場合は、ここに掲載されている記事から選びましょう。

狙ったキーワードでの流入数を分析する

リライトする記事をクリックする

リライトする場合は狙ったキーワードで、ブログに流入があるのかチェックします。

リライトする記事のURLをクリックしましょう。

リライトする記事の検索クエリをチェックする

画面が切り替わり、リライト記事のみのデータが表示されます。

次にクエリをクリックします。

リライトする記事の検索クエリ一覧

リライト記事への流入キーワードが表示されます。

この記事の場合頑固な便秘に効くスムージー」というキーワードでユーザーが流入していることがわかります。

流入キーワードをもとに記事をリライトする方法

リライトを行った記事

この記事は「スムージー 便秘」というキーワードでブログへの流入を狙っていました。

記事タイトルは「便秘解消に効果的なスムージー5選」です。

しかし「頑固な便秘に効くスムージー」というキーワードで流入しているため、タイトルとメタディスクリプションを以下のように変更しました。

  • 記事タイトル:「頑固な便秘に効くスムージー5選」へ変更
  • メタディスクリプション:「頑固な便秘に効くスムージー」というキーワードを挿入
リライト後のアクセス数増加グラフ
リライト後のアクセス数増加グラフ

記事タイトルとメタディスクリプションをリライトした結果、検索エンジンからの流入が激増しました。

リライト前の1日当たりのクリック数リライト後の1日当たりのクリック数
1回17回
検索順位チェッカーGRCで「頑固な便秘に効くスムージー」のキーワードで1位をキープ

また「頑固な便秘に効くスムージー」というキーワードで、検索順位1位を獲得できました。(GRCで測定

Googleサーチコンソールを使ったリライトは非常に効果的です。

覚えておきたいGoogleサーチコンソールの用語集

Shota

ここでGoogleサーチコンソールで使う用語解説しておきます。

Googleサーチコンソールで使う用語
サーチコンソールの用語意味
合計クリック数記事が検索結果でクリックされた回数
合計表示回数記事が検索結果で表示された回数
平均CTR検索結果でクリックされた確率
平均掲載順位キーワードごとの検索順位の平均順位
Shota

4つの意味を理解しておけばサーチコンソールは使いこなせます。

WordPressとGoogleサーチコンソールに関する質問集

ドメインプロパティでサーチコンソールを設定するメリットは何ですか?

「Google Search Consoleへようこそ」の画面にあるドメインの画像

http、https、wwwあり、wwwなし、サブドメインなど複数のドメインに対するGoogleからの通知を、1個のGoogle Search Consoleプロパティで管理できることです。

ただし設定が難しいため、ブログ初心者にはおすすめできません。

レンタルサーバーにDNSレコードを追加する必要があるためです。

サーチコンソールはURLプレフィックスから設定しましょう。

Googleサーチコンソールのスマホアプリはありますか?

2023年時点ではありません。

ただしスマホのPWA機能を利用することで、アプリのように利用することができます。

スマホ画面で以下のように設定してください。

  1. スマートフォンからサーチコンソールの画面を開く
  2. 共有メニューを開く
  3. 【ホーム画面に追加】をクリックする

これでスマホのホーム画面に、サーチコンソールのアイコンが表示されます。

WordPressへのサーチコンソールの設定が完了したら

ブログ収益化ツールを導入しましょう。

ブログツールを導入すると、より確実に稼げます。

以下の記事では、開設14ヶ月で「月間28,000PV、月間収益5万円」を実現させた神ツールを紹介しています。

ぜひチェックしてみてください。

>>ブログアフィリエイト収益化を加速させるおすすめツール20選

まとめ

今回は、WordPressにGoogleサーチコンソールを設定する方法と使い方を解説しました。

内容をおさらいします。

  • Googleサーチコンソールの設定方法は3種類ある【アナリティクス登録、HTMLタグ、HTMLファイル】
  • Googleサーチコンソールを使うことで、ブログのパフォーマンスを改善できる

Googleサーチコンソールを活用して、多くの人にブログを見てもらいましょう。

Googleサーチコンソールの設定が終わったら、アナリティクスとの連携とXMLサイトマップの送信作業が必要です。

以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

参考サイト

よかったらシェアしてね!
目次