ロリポップにサーバー変更したいけど、WordPressの移行方法がわからないぞ。
今回はこのような疑問に答えます。
通常、レンタルサーバーの変更はリスクが伴います。
- WordPressにエラーが発生する
- 変更先のサーバーにデータを移行できない
ロリポップでは、簡単引っ越し機能を利用すると、上記のリスクを最小限に抑えることができます。
画像たっぷりで解説するので、ぜひ参考にしてください。
追記です。
まだサーバー未契約の方にはロリポップハイスピードプランの評判とデメリットの記事もおすすめです。
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キャンペーン中の月額料金は、以下になります。
契約期間 | ライト | スタンダード | ハイスピード |
---|---|---|---|
1ヶ月 | 572円 | 1,115円 | 1,430円 |
3ヶ月 | 実質269円 | 実質555円 | 1,320円 |
6ヶ月 | 実質258円 | 実質506円 | 1,210円 |
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この記事の著者
休日所長
副業ブロガー歴3年。月間32,000PVのブログ収益化研究所を運営。
ロリポップのWordPress簡単引っ越しとは
簡単引っ越しは、全てのサーバーからの移行に対応しています。
- ConoHa WING
- エックスサーバー
- さくらのレンタルサーバ
- mixhost
- シンレンタルサーバー
簡単引っ越しのメリットは、以下の3点です。
- WordPressが表示されない時間をゼロにできる
- WordPressの移行作業が楽になる
- ドメイン移管しなくても移行できる
他社サーバーからロリポップに移行する際は、簡単引っ越しを利用しましょう。
WordPress簡単引っ越しの手順
- ユーザーやGoogleは、移行元のWordPressを閲覧
- ロリポップのWordPressにはネームサーバーが設定されていない
⇒重複コンテンツにならない
- ユーザーやGoogleは、ロリポップのWordPressを閲覧
- 移行元のWordPressには、ネームサーバーが設定されていない
⇒重複コンテンツにならない
上記のように、安全かつ簡単にWordPressを移行させることができます。
ネームサーバー(DNSサーバー)とは
読者がプラウザでWordPressを表示させる時、以下のプロセスをたどります。
今回の作業では、ネームサーバーから発行されるIPアドレスをロリポップへ変更します。
WordPress簡単引っ越しの注意点
注意点は以下の5つです。
- ネームサーバーの変更手順
- 移行元のWordPressのセキュリティプラグイン
- 移行元のWordPressとPHPのバージョン
- 移行元のデータベースの容量
ネームサーバーの変更手順
ネームサーバーの変更は、WordPress移行後に設定します。
移行元のセキュリティプラグイン
移行する際は、移行元サイトのセキュリティプラグインを無効化します。
無効化しないと、ロリポップのbotが移行元サイトにログインできないからです。
botは移行元サイトをコピーするため、WordPressにログインします。
しかし、セキュリティプラグインが有効化されていると、botはログインできません。
移行する際は、セキュリティプラグインを無効化しましょう。
詳しくはセキュリティプラグインを無効化するで解説します。
移行元のWordPressとPHPのバージョン
移行元のWordPressとPHPのバージョンは、以下に設定する必要があります。
- WordPressのバージョン: 4.0以上
- PHPのバージョン:5.3以上
移行する際は、WordPressとPHPを最新バージョンに更新しましょう。
なお、両者のバージョンはWordPressの管理画面から確認できます。
移行元のデータベース容量
「移行元サイトのデータベース容量」が、1GB超えている場合は簡単引っ越しを利用できません。
当サイトは130記事投稿時点でデータベース使用量が0.2GBです。心配する必要はありません。
移行用プラグインの使い方は、以下に記事で解説しています。
ロリポップにWordPressを移行させる方法|簡単引っ越し
この項目では、他社サーバーからロリポップへWordPressを移行する手順を解説します。
手順は、以下の11STEPです。
- ロリポップとサーバーを仮契約する
- 料金の支払いを完了させる
- 移行元の独自ドメインを設定する
- WordPressのバージョンを更新する
- セキュリティプラグインを無効化する
- 移行元サイトのコピーを作成する
- セキュリティプラグインを有効化する
- ネームサーバーを変更する
- ネームサーバーの変更を確認する
- WordPressにSSL化を設定する
- ドメインの常時SSL化を確認する
ロリポップとサーバーを仮契約する
手順は以下になります。
- 初期ドメインの設定(ロリポップへのログインに使用)
- ロリポップへのログインパスワードの設定
- 連絡先メールアドレスの設定
WordPress移行後に取得しましょう。
- 名前
- 生年月日
- 自宅の住所
- 電話番号
有料オプションにはチェックを入れない
なお契約方法は、以下の記事でも解説しています。
料金の支払いを完了させる
支払い方法は、以下の記事で解説しています。
移行元の独自ドメインを設定する
ロリポップの管理画面から【サーバーの管理・設定】⇒【独自ドメイン設定】をクリックします。
【独自ドメイン設定】をクリックしましょう。
独自ドメイン設定
独自ドメイン設定は、以下のように設定します。
項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
設定する独自ドメイン | 移行元の独自ドメインを入力 |
公開(アップロード)フォルダ | 移行元の独自ドメインを入力 |
設定が完了したら【独自ドメインをチェックする】をクリックします。
画面が切り替わったら【あとでネームサーバーを設定する】をクリックしましょう。
「独自ドメイン設定ができました」と表示されたら、独自ドメイン設定は完了です。
公開(アップロード)フォルダとは
公開(アップロード)フォルダ名をドメイン名にすることで、ドメインフォルダ内にWordPressのデータが保管されます。
WordPressのバージョンを更新する
移行元サイトのWordPressを、最新バージョンに更新しましょう。
更新するのは以下の4つです。
- WordPress
- WordPressテーマ
- プラグイン
- 翻訳
バージョンが古いと、移行で不具合が発生します。
セキュリティプラグインを無効化する
- SiteGuard WP Plugin
- Google Authenticator
- All In One WP Security & Firewall
- iThemes Security
- Wordfence Security
移行元サイトのコピーを作成する
ロリポップに移行元サイトのWordPressのコピーを作成します。
ロリポップの管理画面から【サイト作成ツール】⇒【WordPress簡単引っ越し】をクリックします。
WordPress簡単引っ越し
WordPress簡単引っ越しは、以下のように設定します。
項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
引っ越し元 URL | 移行元のURLを入力 ⇒例:https://haberayyildiz.com/ |
引っ越し元 WordPressのユーザー名 | 移行元のWordPressのユーザー名を入力 |
引っ越し元 WordPressのパスワード | 移行元のWordPressのログインパスワードを入力 |
引っ越し先 ロリポップ! | 移行先のURLを選択 ⇒例:http://haberayyildiz.com/ |
インストール先のディレクトリに同じ名前 のファイルがある場合は上書きされます。 | 【同意する】にチェックを入れる |
設定が完了したら【引っ越しを開始する】をクリックしましょう。
入力内容に問題がありますと表示された場合
ロリポップ側の設定が完了するまで、10分ほど待ちましょう。
移行元サイトのコピーの完了
「ロリポップ!への引っ越しが完了しました。」と表示されたら、移行元サイトのコピーの作成は完了です。
セキュリティプラグインを有効化する
移行元サイトのセキュリティプラグインを有効化しましょう。
WordPress移行の間に、不正ログインされることを防ぐためです。
- SiteGuard WP Plugin
- Google Authenticator
- All In One WP Security & Firewall
- iThemes Security
- Wordfence Security
ネームサーバーを変更する
ここまで準備できたら、ネームサーバーをロリポップに変更します。
ネームサーバーの変更は、各ドメイン会社で設定します。
ムームードメイン以外でドメインを取得された方
独自ドメインを取得されたサービスにて、ネームサーバー設定を下記の情報に変更してください。
プライマリネームサーバー:uns01.lolipop.jp
セカンダリネームサーバー:uns02.lolipop.jp
引用:ロリポップ-独自ドメインご利用時の作業内容
ドメインの管理会社別に、ネームサーバーの変更方法を解説しています。
ムームードメインを利用している人はネームサーバーの変更は不要だよ!
ドメインをお名前.comで管理している場合
お名前.comのログイン画面にアクセスし【お名前.com Naviログイン】をクリックします。
ネームサーバーの設定をクリックします。
移行させたWordPressの独自ドメインにチェックを入れます。
【他のネームサーバーを利用】をクリックしましょう。
ネームサーバーは以下のように設定します。
設定項目 | 設定方法 |
---|---|
プライマリネームサーバー | uns01.lolipop.jp |
セカンダリネームサーバー | uns02.lolipop.jp |
設定が完了したら【確認画面に進む】をクリックしましょう。
ネームサーバーの確認画面が表示されるので【設定する】をクリックします。
【状態】の項目に「完了」と表示されたら、ネームサーバーの変更は完了です。
ドメインをバリュードメインで管理している場合
まずはバリュードメインにログインします。
ログインしたら【ドメイン】⇒【ネームサーバーの設定】をクリックします。
WordPressを移行させたドメインをクリックしましょう。
【ネームサーバー変更】は以下のように、設定しましょう。
設定項目 | 設定方法 |
---|---|
ネームサーバー1 | uns01.lolipop.jp |
ネームサーバー2 | uns02.lolipop.jp |
設定を保存すれば、ネームサーバーの変更は完了です。
ドメインをXserverドメインで管理している場合
まずはXserverアカウントへ移動します。
ログインしたら、WordPressを移行させたドメインをクリックします。
「ネームサーバー設定」が表示されたら【設定変更】をクリックします。
【その他のサービスを利用する】をクリックしましょう。
ネームサーバーは、以下のように設定しましょう。
設定項目 | 設定方法 |
---|---|
ネームサーバー1 | uns01.lolipop.jp |
ネームサーバー2 | uns02.lolipop.jp |
設定が完了したら【確認画面へ進む】⇒【設定を変更する】をクリックします。
「ネームサーバー設定が完了しました。」と表示されたら、ネームサーバーの変更は完了です。
ドメインをConoHa WINGで管理している場合
まずはConoHa WINGにログインします。
ログインしたら、コントロールパネルから【WING】⇒【ドメイン】をクリックします。
移行元のドメインをクリックします。
ネームサーバーを以下のように設定しましょう。
項目 | 設定方法 |
---|---|
カスタム | 選択する |
カスタムネームサーバー① | uns01.lolipop.jp |
カスタムネームサーバー② | uns02.lolipop.jp |
【保存】をクリックすれば、ネームサーバーの変更は完了です。
ドメインをさくらのレンタルサーバで管理している場合
まずは、さくらのレンタルサーバの会員ページにログインします。
サイドバーの【契約中のドメイン一覧】をクリックします。
ドメインコントロールパネルをクリックします。
「WordPressを移行させたドメイン」に表示された【Whois】をクリックします。
【ネームサーバを編集】をクリックします。
「新規ネームサーバ」に表示された【追加】をクリックします。
ネームサーバーを以下のように設定し【保存する】をクリックします。
設定項目 | 設定方法 |
---|---|
ネームサーバ1 | uns01.lolipop.jp |
ネームサーバ2 | uns02.lolipop.jp |
これでネームサーバーの変更は完了です。
ドメインをmixhostで保管している場合
まずは、mixhostのマイページにログインします。
マイページにログインしたら【マイドメイン】をクリックします。
「WordPressを移行させたドメイン」の右側のレンチマークをクリックします。
サイドバーの【ネームサーバー】をクリックします。
【カスタムネームサーバーを使用】を選択します。
ネームサーバーは、以下のように設定しましょう。
設定項目 | 設定方法 |
---|---|
ネームサーバー1 | uns01.lolipop.jp |
ネームサーバー2 | uns02.lolipop.jp |
設定が完了したら【ネームサーバーを変更】をクリックしましょう。
「変更が正常に保存されました!」と表示されたら、ネームサーバーの変更は完了です。
ドメインをシンレンタルサーバーで保管している場合
まずはシン・アカウントにログインします。
ログインしたら、WordPressを移行させたドメインをクリックします。
「ネームサーバー設定」が表示されたら【設定変更】をクリックします。
【その他のサービスを利用する】をクリックしましょう。
ネームサーバーは、以下のように設定しましょう。
設定項目 | 設定方法 |
---|---|
ネームサーバー1 | uns01.lolipop.jp |
ネームサーバー2 | uns02.lolipop.jp |
設定が完了したら【確認画面へ進む】をクリックします。
【設定を変更する】をクリックします。
「ネームサーバー設定が完了しました。」と表示されたら、ネームサーバーの変更は完了です。
ネームサーバーの変更を確認する
ネームサーバーが変更されていない段階で、SSLを設定しようとしても「SSLを設定できません。」と表示されます。
まずは、ネームサーバーが変更されたことを確認しましょう。
ネームサーバーの確認方法
「Xen Domains」にアクセスします。
以下のように表示されたら、ネームサーバーの変更は完了です。
NS | uns01.lolipop.jp |
---|---|
uns02.lolipop.jp |
WordPressにSSL化を設定する
ロリポップで設定が必要なSSLは、以下の3種類です。
SSLの種類 | 設定場所 |
---|---|
ドメインのSSL化 | ロリポップの管理画面 |
WordPressのSSL化 | WordPressの管理画面 |
ドメインの常時SSL化 | ロリポップFTP |
それぞれ解説します。
SSLとは?
- Google Chrome
- Microsoft Edge
- Firefox
- Safari
データ通信を暗号化することで、以下のリスクからユーザーを守ることができます。
- WordPress(Webサイト、ブログ)のデータ改ざん
- なりすましによる盗聴やデータの悪用
- 個人情報やクレジットカード番号の漏えい
WordPressを安全に運営するためにも、SSL化は必須です。
なおWordPressをSSL化すると、URLは以下のように変化します。
- 「http://」が「https://」に変化
- 「保護されていない通信」の表記が「tune」アイコンに変化
常時SSL化とは?
以下の方法で、WordPress内全てのURLをSSL化します。
- SSL化されていないURLにアクセスがあった場合、SSL化されたURLに遷移させる(常時SSL化)
- プラグインで、画像と内部リンクのURLをhttps化する
今回はWordPressを移行したばかりなので、前者のみを設定します。
ドメインのSSL化
ロリポップの管理画面から【セキュリティ】⇒【独自SSL証明書導入】をクリックします。
独自ドメイン設定したドメインにチェックを入れます。
【独自SSL(無料)を設定する】をクリックします。
「SSL設定作業中」と表示されたら、設定は完了です。
1時間ほどで「SSL保護有効」と表示されます。
この時点でドメインへのSSLは完了です。
WordPressのSSL化
ロリポップの管理画面から【サイト作成ツール】⇒【WordPress簡単引っ越し】をクリックします。
WordePress簡単引っ越しの【利用する】をクリックします。
「WordPress簡単引っ越し履歴」から【管理者ページURL】をクリックします。
WordPressの管理画面にログインできたら【設定】⇒【一般】をクリックします。
一般設定は、以下のように設定しましょう。
項目 | 設定方法 |
---|---|
WordPressアドレス(URL) | httpをhttpsに変更 |
サイトアドレス(URL) | httpをhttpsに変更 |
設定が完了したら【変更を保存】をクリックします。
これでWordPressのSSL化は完了です。
ドメインの常時SSL化
ロリポップの管理画面から【サーバーの管理・設定】⇒【ロリポップ!FTP】をクリックします。
ロリポップFTPにログインしたら、ドメインフォルダをクリックします。
「.htaccess」ファイルをクリックしましょう。
「.htaccess」ファイル上段に、以下のコードを貼り付けます。
<ifmodule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</ifmodule>
貼り付けたら【保存する】をクリックしましょう。
これでドメインへの常時SSL化設定は完了です。
ドメインの常時SSL化を確認する
プラウザのアドレスバーに「http」から始まるWordPressのURLを入力します。
パソコンの「Enterキー」を押した後に、以下のように変化したら常時SSL化は成功です。
- 「http://」が「https://」に変化
- 「保護されていない通信」の表記が「tune」アイコンに変化
お疲れ様でした。これでWordPressの移行作業は完了です。
まとめ
今回は、他社サーバーからロリポップへWordPressを移行させる方法を解説しました。
さくっと内容を振り返ります。
- 簡単引っ越し機能を利用すると、安全にWordPressを移行できる
- WordPress移行時は、セキュリティプラグインを無効化する
- ネームサーバーの変更は、WordPress移行後に設定する
ロリポップで快適にWordPressを運営しましょう。
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