

ConoHa WINGにサーバー変更したいけど、WordPressの移行方法がわからないぞ。
今回はこのような疑問に答えます。
通常、レンタルサーバーの変更はリスクが伴います。
- ネームサーバー切り替え後、WordPressにエラーが発生する
- 変更先のサーバーに、全てのデータを移行できない
ConoHa WING(コノハウィング)のかんたん移行を利用すると、上記のリスクを最小限に抑えることができます。
あわせて、以下の内容も解説します。
- 移行代行でWordPressを移行する方法
- WordPress移行後の設定(ドメインの永久無料化など)
画像たっぷりで解説するので、ぜひ参考にしてください。
追記です。
サーバー未契約の方にはConoHa WINGの評判とデメリットの記事もおすすめです。

当サイトのお客様紹介リンクから申し込むと、契約料金が5,000円割引されます。

WINGパックと12ヶ月以上の期間で契約すれば、割引が適用されます。

安く契約したい方は、是非ご利用ください。
この記事の著者

Shota
副業ブロガー歴3年。月間32,000PVのブログフェニックスを運営。
ConoHa WINGのWordPressのかんたん移行とは

かんたん移行は、全てのサーバーからの移行に対応しています。
- エックスサーバー
- ロリポップ
- さくらのレンタルサーバ
- mixhost
- シンレンタルサーバー
かんたん移行のメリットは、以下の3点です。
- WordPressの移行に、FTP設定やプラグインは不要
- テスト移行を使えば、本番移行前に動作確認が可能
- 移行サイトのデータサイズが無制限
他社サーバーからConoHa WINGに移行する際は、かんたん移行を利用しましょう。
WordPressのかんたん移行の手順




- ユーザーやGoogleは、ConoHa WINGのWordPressを閲覧
- 移行元のWordPressにはネームサーバーが設定されていない
⇒重複コンテンツにならない

上記のように、安全かつ簡単にWordPressを移行させることができます。
ネームサーバーとは?

ネームサーバー(DNSサーバー)とは、ドメイン名をIPアドレスに変換するサーバーです。
読者がプラウザでWordPressを表示させる時、以下のプロセスをたどります。





レンタルサーバーを変更する場合、ネームサーバーから発信されるIPアドレスを旧サーバーからConoHa WINGへ変更します。
ConoHa WINGのかんたん移行でWordPressを移行する方法

この項目では、ConoHa WINGのかんたん移行でWordPressを移行する方法を解説します。
手順は、以下の11STEPです。
- サーバー契約
- セキュリティプラグインを無効化
- 移行元のドメインを設定
- かんたん移行を設定
- テストサイトの不具合を確認
- ConoHa WINGにWordPressを移行
- テストサイトを削除
- ドメインのネームサーバーを変更
- ネームサーバーが変更されたことを確認
- WordPressにSSL化を設定
- 独自ドメインの常時SSL化を確認
サーバーを契約する
まずは、ConoHa WINGに移動します。

【お申し込み】をクリックします。
メールアドレスとパスワードの設定

【初めてご利用の方】を選択し、以下のように設定します。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
メールアドレス | ConoHa WINGから通知を受け取るメールアドレスを入力 ⇒ConoHa WINGへのログインにも使用 |
パスワード | ConoHa WINGへのログインパスワードを入力 |
設定が完了したら【次へ】をクリックしましょう。
料金プランと契約期間の選択

料金プランと契約期間は、以下のように設定しましょう。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
料金タイプ | WINGパックを選択 ⇒割引キャンペーンが適用されるため |
契約期間 | 12ヶ月以上を選択 ⇒契約期間が12ヶ月を超えると、月額料金が大幅に安くなる |
プラン | ベーシックを選択 ⇒サーバースペックとサービスが十分 |
料金プランとキャンペーンについては、以下の記事で解説しています。
初期ドメインなどの設定

以降の項目は、以下のように設定しましょう。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
初期ドメイン | 好みの文字列を入力 ⇒ConoHa WINGから無料で取得できるサブドメイン ⇒WordPressのドメインやメールアドレスに使用可能 |
サーバー名 | デフォルト設定でOK |
WordPressかんたんセットアップ | 【利用しない】を選択 |
WordPressテーマ | 選択しなくてOK |
初期ドメインとは

サーバーIDが「phoenix」の場合、初期ドメインは「pheonix.conohawing.com」となります。
初期ドメインの使い道は、以下になります。
- WordPressのドメイン
- メールアドレスのドメイン
初期ドメインの決め方については、以下の記事で解説しています。

設定が完了したら【次へ】をクリックしましょう。
お客様情報の入力

以下の個人情報を入力します。
- 種別
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 国
- 郵便番号
- 都道府県
- 市・区
- 町村番号
- 建物名
- 電話番号
入力が終わったら【次へ】を入力します。
SMS/電話認証

SMS/電話認証は、以下のように設定しましょう。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
国コード | 日本に設定 |
電話番号 | 携帯電話の番号を入力 |
認証方法 | SMS認証を選択 |

携帯電話に4桁の数字の認証コードが届くので、設定画面に入力し【送信】をクリックします。
支払い方法の選択

支払い方法は、以下の3種類から選択できます。
- クレジットカード
- ConoHaチャージ
- ConoHaカード
支払い方法は、クレジットカードを選択しましょう。
支払い後、すぐにサーバーを利用できるからです。
クレジットカード情報の入力

以下のクレジットカード情報を入力します。
- 名義
- カード番号
- 有効期限
- セキュリティコード
申し込みの確定

入力が終わったら【お申し込み】をクリックしましょう。

「受け付けました。サービスのお申し込みを受け付けました。」と表示されたら、サーバー契約は完了です。
移行元のドメインを設定する

ConoHa WINGのコントロールパネルから【サーバー管理】⇒【ドメイン】をクリックします。

ドメインの項目は、以下のように設定します。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ドメインを追加① | 「新規ドメインを追加」を選択 |
ドメインを追加② | 移行元のドメイン名を入力 |
無料独自SSL | 「利用しない」を選択 ⇒リダイレクトループ(エラー)を防ぐため |
設定が完了したら【保存】をクリックしましょう。

「成功しました。ドメイン追加」と表示されたら、設定は完了です。
セキュリティプラグインを無効化する

移行元サイトのセキュリティプラグインを無効化しないと、WordPressを移行できません。
ConoHa WINGのクローラーが、移行元サイトへアクセスできないためです。
※以下のサイトは移行できません。
・ダッシュボードログイン時に二段階認証(ロボット認証)を行っているサイト
引用:ConoHa WING-WordPressかんたん移行を利用する

ConoHa WINGへ移行するには、クローラーが移行元サイトへアクセスしてサイト情報を確認する必要があります。
そのためにも移行元サイトのセキュリティプラグインは、いったん解除しましょう。
- Wordfence Security
- SiteGuard WP Plugin
- Google Authenticator
- All In One WP Security & Firewall
またあわせて以下のプラグインも無効化しておきましょう。
ConoHa WINGが公式で、無効化を推奨しています。
- Yet Another Related Posts Plugin
- WassUp Real Time Analytics
- WordPress Popular Posts
- wp slims stat
- Broken Link Checker
- count per day
かんたん移行に関する注意事項
以下に当てはまるサイトは、かんたん移行でConoHa WINGへ移行できません。
- WordPressのバージョンが3.8.5より古いサイト
- PHPのバージョンが5.3より古いバージョンを利用しているのサイト
- マルチサイト機能を使用したWordPress
- プラグインインストール時にFTP情報を必要とする設定のWordPress
- WordPress.com
- ダッシュボードから画像投稿が出来ないサイト
かんたん移行を設定する

ConoHa WINGに、移行元サイトのコピーを作成します。
かんたん移行設定

コントロールパネルから【サイト管理】⇒【サイト設定】をクリックします。

【+WordPress】をクリックします。

かんたん移行の項目は、以下のように設定しましょう。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
インストール方法 | 【かんたん移行】を選択 |
テスト移行 | 【利用する】を選択 ⇒移行前にWordPressの不具合を確認する |
バージョン | デフォルト設定でOK ⇒WordPressのバージョンはインストールしてから更新可能 |
移行元URL | 移行元サイトのURLを入力 |
アクセス制限ユーザー名 | 移行元サイトのWordPressユーザー名を入力 ⇒テスト移行に使用する |
アクセス制限パスワード | 移行元サイトのWordPressパスワードを入力 ⇒テスト移行に使用する ⇒8文字以上 ⇒半角英数字記号を組み合わせる ⇒例:fdsjpo8t57@)xz |
移行元ユーザー名 | 移行元サイトのWordPressユーザー名を入力 ⇒クローラーが移行元サイトにアクセスするために使用 |
移行元パスワード | 移行元サイトのWordPressパスワードを入力 ⇒クローラーが移行元サイトにアクセスするために使用 |
データベース | デフォルト設定でOK ⇒新規にデータベースが作成される |

設定が完了したら【保存】をクリックしましょう。

「成功しました。アプリケーションインストール」と表示されたら、かんたん移行設定は完了です。

しばらくすると、ステータスが100%になります。
これでテストサイトの準備が完了しました。
「失敗しました。移行元サイトログイン確認」と表示された時の対処法

「失敗しました。移行元サイトログイン確認」と表示される原因は、ConoHa WINGのクローラーが移行元サイトにアクセスできないためです。

移行元サイトにアクセスできない理由は、以下の4点です。
- WordPressのパスワードが間違っている
- WordPressのユーザー名が間違っている
- セキュリティプラグインが、アクセスを阻害している
- WordPressのパスワードが簡単すぎる

WordPressのパスワードが簡単でも失敗するの!?

ConoHa WINGのパスワードポリシーに準じていないからだよ。
※「入力形式が不正です」と表示された場合、移行元WordPressに設定されているパスワードがConoHaのパスワードポリシーに沿っていない可能性がございます。パスワードを以下の内容に沿う形でより複雑なものへ変更の上再度かんたん移行を実行してください。
引用:ConoHa WING-WordPressかんたん移行のエラーについて
移行元サイトのパスワードは、以下のように変更しましょう。
- 8~70文字、半角英数字記号を組み合わせる
- 使用する記号は^$+-*/|()[]{}<>.,?!_=&@~%#:;'”から選択
移行元WordPressのパスワードを変更する方法

WordPressの管理画面から【ユーザー】⇒【プロフィール】をクリックします。
【新しいパスワードを設定】を選択すれば、WordPressのパスワードを変更できます。

パスワードを変更したら変更保存を忘れずに!

変更したパスワードはしっかりメモしておきましょう。
テストサイトへログインし不具合を確認する

ステータスが100%になると、テストサイトへのログイン画面が表示されます。
ログインするために、以下の情報を入力しましょう。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ユーザー名 | アクセス制限ユーザー名を入力 |
パスワード | アクセス制限パスワードを入力 |
入力が完了したら【ログイン】をクリックします。

再び、テストサイトへのログイン画面が表示されます。
ログインするために、以下の情報を入力しましょう。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ユーザー名 | 移行元サイトのWordPressユーザー名を入力 |
パスワード | 移行元サイトのWordPressパスワードを入力 |
入力が完了したら【ログイン】をクリックします。

テストサイトにログインできるので、WordPressの不具合を確認しましょう。
WordPressを移行する

ConoHa WINGのコントロールパネルから【本番移行】をクリックします。
本番移行設定

本番移行設定は、以下のように設定します。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
移行先サイトURL① | 【wwwあり】か【wwwなし】を選択 ⇒移行元サイトのURLに合わせる |
移行先サイトURL② | 空欄にする ⇒サブディレクトリを設定する場合は入力 |
データベース | デフォルト設定でOK ⇒新規にデータベースが作成される |
設定が完了したら【保存】をクリックしましょう。

移行先サイトURLの「wwwあり、なし」には注意してください。

「成功しました。アプリケーションインストール」と表示されたら、移行は成功です。

【管理画面URL】をクリックすると、移行したWordPressの管理画面にログインできます。



無効化したセキュリティプラグインを有効化しておきましょう。
テストサイトを削除する

テストサイトは不要なので削除します。
テストサイトのURLの右側に表示された、ゴミ箱マークをクリックします。

「WordPressを削除しますか?(この操作は取り消せません)」と表示されたら「はい」をクリックします。

「成功しました。アプリケーション削除」と表示されたら、削除成功です。
移行したドメインのネームサーバーを変更する

WordPressを移行できたら、ドメインのネームサーバーをConoHa WINGへ変更します。
ドメインを他社で管理している場合、ドメインの管理元にてネームサーバー情報を以下のものに変更をお願い致します。
ns-a1.conoha.io
引用:ConoHa WING-WordPressかんたんセットアップでのお申し込み
ns-a2.conoha.io
ns-a3.conoha.io

ドメインの管理会社別に、ネームサーバーの変更方法を解説しています。
ドメインをお名前.comで管理している場合

お名前.comのログイン画面にアクセスし【お名前.com Naviログイン】をクリックします。

ネームサーバーの設定をクリックします。

移行させたWordPressの独自ドメインにチェックを入れます。

【他のネームサーバーを利用】をクリックしましょう。

ネームサーバーは以下のように設定します。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
プライマリネームサーバー | ns-a1.conoha.io |
セカンダリネームサーバー | ns-a2.conoha.io |
ターシャリネームサーバー | ns-a3.conoha.io |
設定が完了したら【確認画面に進む】をクリックしましょう。

ネームサーバーの確認画面が表示されるので【設定する】をクリックします。

【状態】の項目が「完了」と表示されたら、ネームサーバーの変更は完了です。
なお、ConoHa WINGとお名前ドットコムの紐付け方法については、以下の記事でも解説しています。
ドメインをムームードメインで管理している場合
まずはムームードメインにログインします。

ログインしたら、移行させたWordPressのドメインをクリックします。

【ネームサーバー設定変更】をクリックしましょう。

【GMOペポパ以外のネームサーバを使用する】にチェックを入れて、以下のように設定します。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ネームサーバー1 | ns-a1.conoha.io |
ネームサーバー2 | ns-a2.conoha.io |
ネームサーバー3 | ns-a3.conoha.io |
【ネームサーバ設定変更】をクリックすれば、ネームサーバーの変更は完了です。
ドメインをバリュードメインで管理している場合
まずはバリュードメインにログインします。


ログインしたら【ドメイン】⇒【ネームサーバーの設定】をクリックします。

WordPressを移行させたドメインをクリックしましょう。

【ネームサーバー変更】は以下のように、設定しましょう。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ネームサーバー1 | ns-a1.conoha.io |
ネームサーバー2 | ns-a2.conoha.io |
ネームサーバー3 | ns-a3.conoha.io |
設定を保存すれば、ネームサーバーの変更は完了です。
ドメインをエックスサーバーで管理している場合
まずはXserverアカウントへ移動します。

ログインしたら、WordPressを移行させたドメインをクリックします。

「ネームサーバー設定」が表示されたら【設定変更】をクリックします。

【その他のサービスを利用する】をクリックしましょう。

ネームサーバーは、以下のように設定しましょう。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ネームサーバー1 | ns-a1.conoha.io |
ネームサーバー2 | ns-a2.conoha.io |
ネームサーバー3 | ns-a3.conoha.io |
設定が完了したら【確認画面へ進む】をクリックします。

【設定を変更する】をクリックします。

「ネームサーバー設定が完了しました。」と表示されたら、ネームサーバーの変更は完了です。
ドメインをシンレンタルサーバーで管理している場合
まずはシン・アカウントにログインします。

ログインしたら、WordPressを移行させたドメインをクリックします。

「ネームサーバー設定」が表示されたら【設定変更】をクリックします。

【その他のサービスを利用する】をクリックしましょう。
ネームサーバーは、以下のように設定しましょう。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ネームサーバー1 | ns-a1.conoha.io |
ネームサーバー2 | ns-a2.conoha.io |
ネームサーバー3 | ns-a3.conoha.io |
設定が完了したら【確認画面へ進む】をクリックします。

【設定を変更する】をクリックします。

「ネームサーバー設定が完了しました。」と表示されたら、ネームサーバーの変更は完了です。
ドメインをさくらのレンタルサーバで管理している場合
まずは、さくらのレンタルサーバの会員ページにログインします。


サイドバーの【契約中のドメイン一覧】をクリックします。

ドメインコントロールパネルをクリックします。

「WordPressを移行させたドメイン」に表示された【Whois】をクリックします。

【ネームサーバを編集】をクリックします。

「新規ネームサーバ」に表示された【追加】をクリックします。

ネームサーバーを以下のように設定し【保存する】をクリックします。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ネームサーバ1 | ns-a1.conoha.io |
ネームサーバ2 | ns-a2.conoha.io |
ネームサーバ3 | ns-a3.conoha.io |
これでネームサーバーの変更は完了です。
ドメインをmixhostで保管している場合
まずは、mixhostのマイページにログインします。

マイページにログインしたら【マイドメイン】をクリックします。

「WordPressを移行させたドメイン」の右側のレンチマークをクリックします。

サイドバーの【ネームサーバー】をクリックします。

【カスタムネームサーバーを使用】を選択します。
ネームサーバーは、以下のように設定しましょう。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ネームサーバー1 | ns-a1.conoha.io |
ネームサーバー2 | ns-a2.conoha.io |
ネームサーバー3 | ns-a3.conoha.io |
設定が完了したら【ネームサーバーを変更】をクリックしましょう。

「変更が正常に保存されました!」と表示されたら、ネームサーバーの変更は完了です。
ネームサーバーが変更されたことを確認する

ネームサーバーがConoHa WINGに変更される前に、SSL化を設定するとエラー表示されます。
「この接続ではプライバシーが保護されません」
サイトのSSL化
ネームサーバーを切り替えていただいた後、ドメインのDNS情報が最新のものに更新されるまで24~72時間かかると言われております。
引用:ConoHa WING-ご利用ガイド
ドメインのDNS情報が最新のものに更新されましたら、以下サポートページをご参考にお客様のご希望に合わせたSSLの設定をお願い致します。
SSL化を設定する前に、ネームサーバーの変更を確認します。

ネームサーバーの現状確認のため、XenDomainsに移動します。

移行したドメインを入力し【検索】をクリックします。
NSの項目が以下のように表示されたら、ネームサーバーはConoHa WINGに変更されています。
NS | ns-a1.conoha.io |
ns-a2.conoha.io | |
ns-a3.conoha.io |

ネームサーバーが変更されていない場合は、数時間待ちましょう。
WordPressにSSL化を設定する
設定が必要なSSL化は、以下の3種類です。
SSL化の種類 | 設定場所 |
---|---|
独自ドメインのSSL化 | ConoHa WINGのコントロールパネル |
WordPressのSSL化 | 設定済み |
独自ドメインの常時SSL化 | 設定済み |
設定が完了していない独自ドメインのSSL化を設定します。
SSL化とは?

- Google Chrome
- Microsoft Edge
- Firefox
- Safari
データ通信を暗号化することで、以下のリスクからユーザーを守ることができます。
- WordPress(Webサイト、ブログ)のデータ改ざん
- なりすましによる盗聴やデータの悪用
- 個人情報やクレジットカード番号の漏えい
WordPressを安全に運営するためにも、SSL化は必須です。


なおWordPressをSSL化すると、URLは以下のように変化します。
- 「http://」が「https://」に変化
- 「保護されていない通信」の表記が、鍵マークに変化
常時SSL化とは?
以下の方法で、WordPress内全てのURLをSSL化します。

- SSL化されていないURLにアクセスがあった場合、SSL化されたURLに遷移させる(常時SSL化)
- プラグインで、画像と内部リンクのURLをhttps化する
コノハウィングでは、WordPressをインストールした時点で常時SSL化は完了しています。
そのため設定は不要です。
独自ドメインへのSSL化を申請

コントロールパネルから【サイト管理】⇒【サイトセキュリティ】をクリックします。

【無料独自SSL】の項目を「ON」に設定します。

「受け付けました。無料独自SSL設定変更」と表示されたら、SSL化の申請は完了です。
独自ドメインにSSL化を設定

コントロールパネルから【サイト管理】⇒【サイト設定】をクリックします。


ボタンの色が青に変化するまで1~2時間かかります。
これで、移行したWordPressへのSSL化は完了です。
独自ドメインの常時SSL化を確認する

アドレスバーに「http」から始まる独自ドメインのURLを入力します。

パソコンの「Enterキー」を押した後に、以下のように変化したら常時SSL化は成功です。
- 「http://」が「https://」に変化
- 「保護されていない通信」の表記が、鍵マークに変化

お疲れ様!これでWordPressの移行は完了だよ!
移行後は3日間移行元サイトを削除しない

ネームサーバーがConoHa WINGへ完全に切り替わるまで、3日かかります。
移行元サイトに飛ばれた人がWordPressを閲覧できるように、3日間は移行元サイトを残しておきましょう。
ConoHa WINGの移行代行でWordPressを移行する

ConoHa WING(コノハウィング)の移行代行を利用すると、税込み7,678円でWordPressの移行代行を請け負ってくれます。
かんたん移行に不安がある方は、移行代行を利用しましょう。
手順は以下になります。

WordPressの移行作業に不安のある方は、移行代行サービスを活用しましょう。
ConoHa WINGへWordPressを移行した後の設定方法

ConoHa WINGへのWordPress移行後の設定は、以下の4つです。
- メールアドレスを作成する
- ConoHa WINGへドメインを移管する
- 移管したドメインを永久無料に設定する
- 2つ目の永久無料ドメインを取得する
メールアドレスを作成する

ネームサーバーがConoHa WINGに変更されると、移行元サーバーに届いていたメールがConoHa WINGに転送されます。
ただしConoHa WINGでメールアドレスを作成しなければ、メールを転送できません。
移行元サーバーと同じメールアドレスを作成しましょう。
メールアドレスの作成方法は、以下の記事で解説しています。
ConoHa WINGへドメインを移管する

ドメイン移管するメリットは、以下の3点です
- ConoHa WINGの方が、ドメインの更新料金が安い
- ドメインとWordPressを同じ会社で管理できる
- 移管したドメインを永久無料に設定できる

詳しく解説します。
ConoHa WINGのドメイン更新料金
以下の表が、ConoHa WINGと他のドメイン会社のドメイン更新料金です。
ドメイン | ConoHa WING | お名前.com | バリュードメイン | ムームードメイン |
---|---|---|---|---|
.com | 1,408円 | 1,408円 | 1,820円 | 1,728円 |
.net | 1,408円 | 1,628円 | 1,962円 | 1,628円 |
.org | 1,518円 | 1,628 円 | 1,962円 | 1,848円 |
.mobi | 2,068円 | 2,178円 | 2,624円 | 2,400円 |
.biz | 1,628円 | 1,738 円 | 2,094円 | 1,738円 |
.jp | 3,058円 | 3,124円 | 3,764円 | 3,344円 |
WordPress移行後は、ConoHa WINGへのドメイン移管がおすすめです。
ConoHa WINGへのドメイン移管料金
以下の表が、ConoHa WINGへのドメイン移管料金です。
ドメインの種類 | 移管料金 |
---|---|
.shop | 5,808円 |
.tokyo | 2,178円 |
.com | 1,408円 |
.info | 1,518円 |
.net | 1,408円 |
.biz | 1,628円 |
.jp | 3,058円 |
日本語.jp | 1,298円 |
.org | 1,518円 |
.co.jp | 4,070円 |
.asia | 2,068円 |
.xyz | 1,518円 |
.mobi | 2,068円 |
.okinawa | 2,178円 |
.me | 2,618円 |
.nagoya | 2,178円 |
.club | 1,848円 |
.ryukyu | 2,178円 |
.yokohama | 2,178円 |
ドメイン移管には料金が発生します。

永久無料ドメインに設定する方法は、この後解説するよ!
お名前ドットコムからConoHa WINGへドメイン移管する方法は、以下の記事で解説しています。
移管したドメインを永久無料に設定する

ConoHa WINGのコントロールパネルから【ドメイン】をクリックします。

「無料独自ドメインを設定しますか?」と表示されるので【ConoHaで取得済みのドメインを追加】を選択します。

ConoHa WINGへ移管したドメインを選択し【保存】をクリックします。

「成功しました。無料独自ドメイン設定」と表示されたら、設定は完了です。
永久無料ドメインの確認

コントロールパネルから【サーバー管理】⇒【契約情報】をクリックします。

【サーバー情報】をクリックします。

「無料独自ドメイン」の項目に移管したドメイン名が表示されていたら、移管ドメインの永久無料設定は成功です。
2つ目の永久無料ドメインを取得する

ConoHa WINGではWINGパックと契約すると、永久無料ドメインを2つ取得できます。
「WINGパック」の契約中は、独自ドメインを永久無料でご利用いただけます。独自ドメインの取得枠が増え、最大2つまで無料で取得可能です。
引用:ConoHa WING-WINGパック
とてもお得な特典です。ぜひ活用しましょう。
2つ目の永久無料ドメインの取得方法は、以下の記事で解説しています。
まとめ

今回はConoHa WINGへ、WordPressを移行する方法を解説しました。
さくっと内容を振り返ります。
- サーバー契約
- セキュリティプラグインを無効化
- 移行元のドメインを設定
- かんたん移行を設定
- テストサイトの不具合を確認
- ConoHa WINGにWordPressを移行
- テストサイトを削除
- ドメインのネームサーバーを変更
- ネームサーバーが変更されたことを確認
- WordPressにSSL化を設定
- 独自ドメインの常時SSL化を確認
- メールアドレスを作成する
- ConoHa WINGへドメインを移管する
- 移管したドメインを永久無料に設定する
- 2つ目の永久無料ドメインを取得する
ConoHa WINGで快適にWordPressを運営しましょう。