

ロリポップFTPにログインしてみたけど、使い方がよくわからないぞ?
今回はこのようなお悩みにお答えします。
ブログ初心者でも、ロリポップFTPを使用するシーンは必ず訪れます。
- WordPressのバックアップのダウンロード
- WordPressとGoogleサーチコンソールとの連携
そこで今回はロリポップFTPの基本的な使い方を解説します。
画像たっぷり使い解説するので、ぜひ参考にしてください。
追記です。
まだサーバー未契約の方にはロリポップハイスピードプランの評判とデメリットの記事もおすすめです。
この記事の著者

Shota
副業ブロガー歴3年。月間32,000PVのブログフェニックスを運営。
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ロリポップ!FTPとは

ロリポップFTPとは、Web版のFTPツールです。

ロリポップのFTPサーバーに接続すると、以下のことが可能になります。
FTPサーバーでできること | 使用シーン(例) |
---|---|
FTPサーバー内の既存ファイルの書き換え | WordPressの常時SSL化 |
FTPサーバー内へのファイルのアップロード | Googleサーチコンソールとの連携 |
FTPサーバー内からのファイルのダウンロード | バックアップデータのダウンロード |

ピンとこないと思うので、ロリポップのFTPの使い方で詳しく解説します。
メリット

ロリポップFTPを使用するメリットは、簡単にFTPサーバーに接続できることです。
ロリポップFTPにログインすれば、FTPサーバーに接続できます。
FTPソフトを使用する必要がありません。
WordPress初心者にはありがたい機能です。
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デメリット
ロリポップFTPのデメリットは、以下の3点です。
- FTPサーバーに「ダウンロード&アップロード」できるファイルは、一度に一つ
- FTPサーバーへのファイルの転送速度が遅い
- FTPサーバーへファルダを「ダウンロード&アップロード」できない
つまり時間がかかるということです。
大量にファイルをダウンロード&アップロードする時は、FTPソフトを使いましょう。
ログイン方法

ロリポップの管理画面にログインし【サーバーの管理・設定】⇒【ロリポップFTP】をクリックします。

これでロリポップFTPへのログインは完了です。
ロリポップ!FTPの使い方

この項目では、ロリポップFTPの使い方を解説します。
既存ファイルを書き換える
ロリポップの常時SSL化を例に、既存ファイルの書き換え方法を解説します。
ロリポップの常時SSL化については、以下の記事で詳しく解説しています。

常時SSL化するドメインのフォルダをクリックします。

「.htaccessファイル」をクリックします。

「.htaccessファイル」は以下のように設定します。
項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ファイル名 | .htaccessファイル |
文字コード | UTF-8 ⇒【UTF-8】以外を選択するとWordPressが文字化けする |
現在の属性 | 604 ⇒フォルダへのアクセス権限を付与 |
ロリポップでは「.htaccessファイル」の【現在の属性】を、604にすることを推奨しています。
設定するパーミッションの値
.htaccessファイル:604(rw—-r–)
引用:ロリポップ-バーミッションについて
「.htaccessファイル」を書き換える場合は【現在の属性】も604に変更しましょう。
【現在の属性】を604にすると、アクセス権限が以下のように設定されます。
- 自分に「.htaccessファイル」を閲覧、書き換えする権限を与える
- 自分の属するグループに「.htaccessファイル」を操作する権限を与えない
- その他(ロリポップの運営者)に「.htaccessファイル」を閲覧する権限を与える
詳しくは以下のリンクで解説しています。

常時SSL化コードを記入したら【保存する】をクリックします。
これでロリポップFTPの「.htaccessファイル」の書き換えは完了です。
新しいファイルをアップロードする

WordPressとサーチコンソールとの連携を例に、ロリポップFTPにファイルをアップロードする方法を解説します。


Googleサーチコンソールから「HTMLファイル」をダウンロードします。

Googleサーチコンソールと連携させる、ドメインのファルダをクリックします。

ロリポップFTPのアップロードのボタンをクリックします。

【ファイルを選択する】をクリックします。

Googleサーチコンソールからダウンロードした「HTMLファイル」をクリックします。

選択したら「アップロード待ちです。」と表示されるので【アップロードする】をクリックしましょう。

これでロリポップFTPへの「HTMLファイル」のアップロードは完了です。
保管しているファイルをダウンロードする

All-in-One WP Migrationのバックアップデータを例に、ロリポップFTPの保管ファイルをダウンロードする方法を解説します。

バックアップデータが保管されている、ドメインのフォルダをクリックします。

「ai 1wm-backupsフォルダ」をクリックします。

ダウンロードボタンをクリックします。

これでロリポップFTPから、バックアップデータのダウンロードは完了です。
ファイル・フォルダを削除する

削除したいファルダとファイルにチェックを入れます。

ロリポップFTP上部の【ファイルの削除】をクリックします。

【指定ファイルを削除しました。】と表示されたら完了です。
ロリポップFTPのファイル・フォルダの削除されました。
新規にファルダを作成する

ロリポップFTP内で、ファルダを作りたい階層へ移動します。

ロリポップFTP画面上部の【新規フォルダ作成】をクリックします。

FTPフォルダは、以下のように設定します。
項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ファルダ名 | ファルダの内容が分かる名前を入力 ⇒半角英数と記号で入力 |
ファルダの属性 | 705 ⇒フォルダへのアクセス権限を付与 |
ロリポップは新規フォルダの作成にあたり、ファルダの属性を705に設定するように推奨しています。
設定するパーミッションの値
ディレクトリ:705(rwx—r-x)
引用:ロリポップ-バーミッションについて
【ファルダの属性】を705にすると、アクセス権限が以下のように設定されます。
- 自分にフォルダを閲覧、書き換え、実行する権限を与える
- 自分の属するグループに、フォルダを操作する権限を与えない
- その他(ロリポップの運営者)にフォルダを閲覧、実行する権限を与える
詳しくは以下のリンクで解説しています。
【保存をする】をクリックすれば、新規フォルダの作成は完了です。
新規にファイルを作成する

ロリポップFTP内で、ファイルを作成する階層へ移動します。

【新規ファイル作成】をクリックします。

FTPファイルは、以下のように設定します。
項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ファイル名 | ファイルの内容が分かる名前を入力 ⇒半角英数と記号で入力 |
文字コード | UTF-8 ⇒【UTF-8】以外を選択するとWordPressが文字化けする |
ファイルの属性 | ファイルの用途によって数値を設定 ⇒フォルダへのアクセス権限を付与 |
ファイルの属性は、ファイルの用途により変更してください。
ファイルの属性 | 設定するバーミッション |
---|---|
HTML 画像ファイル | 604(rw—-r–) |
CGIの実行ファイル | 700(rwx——) |
CGIのデータファイル | 600(rw——-) |
.htaccessファイル | 604(rw—-r–) |

新規に作成したファイルに、コードを入力します。
入力が完了したら【保存する】をクリックしましょう。
これで、新規フォルダの作成は完了です。
ロリポップ!FTPにフォルダごとアップロードする方法

ロリポップFTPにフォルダごとアップロードするには、FTPソフトが必要です。
ロリポップFTPでは、ファルダを「ダウンロード&アップロード」できないからです。
今回はFileZillaを使い、ロリポップFTPにフォルダをアップロードする方法を解説します。
FileZillaのインストール方法は、以下の記事で解説しています。
ロリポップFTPとパソコンの接続する
まずはFileZillaを使い、ロリポップFTPとパソコンを接続します。

ロリポップの管理画面から【ユーザー設定】⇒【アカウント情報】をクリックします。

以下のサーバー情報をFileZillaに登録します。控えておきましょう。
ロリポップのサーバー情報 | FileZillaの入力項目 |
---|---|
FTPSサーバー | ホスト(H) ⇒FTPSサーバーを入力 |
FTPアカウント | ユーザー(U) ⇒FTPアカウントを入力 |
FTPパスワード | パスワード(W) ⇒FTPパスワードを入力 |
FileZillaにロリポップのサーバー情報を登録する

FileZilla画面左上の【サイトマネージャー】をクリックします。

サイトマネージャーのエントリの選択は、以下のように設定します。
- 新しいサイトをクリック
- 【エントリの選択】にロリポップと入力

サイトマネージャーの一般は、ロリポップサーバー情報をもとに以下のように設定します。
項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ホスト(H) | ftp.lolipop.jpと入力 |
ポート | 21と入力 |
ユーザー(U) | FTPアカウントを入力 ⇒例:chowder.jp-〇〇〇 |
パスワード(W) | FTPパスワードを入力 |
設定が完了したら【OK】をクリックします。

サーバー証明書を登録します。
以下の項目にチェックを入れて、OKをクリックしましょう。
- 今後は常にこの証明書を信用する(A)
- 記載されている代替ホスト名でこの証明書を信頼する(T)

これで、ロリポップFTPとパソコンの接続設定は完了です。
FileZillaの左側にパソコンのフォルダとファイル情報、右側にロリポップFTPのフォルダとファイル情報が表示されます。
ロリポップFTPにフォルダをアップロードする

パソコン側の画面でフォルダを選択し、ロリポップFTP側へドラッグ&ドロップします。
これでロリポップFTPへのフォルダのアップロードは完了です。
ロリポップ!FTPの使い方のまとめ

今回はロリポップFTPの使い方について、解説しました。
さくっとまとめます。
- 既存ファイルを書き換える
- 新しいファイルをアップロードする
- 保管しているファイルをダウンロードする
- ファイル・フォルダを削除する
- 新規にファルダを作成する
- 新規にファイルを作成する
- FTPソフトを使い、ファルダをアップロードする
WordPress初心者の方は、バックアップデータをダウンロード機会が必ず訪れます。
この機会にロリポップFTPの使い方をマスターしておきましょう。
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