ロリポップ!FTPの使い方とフォルダごとアップロードする方法

ロリポップ!FTPの使い方をわかりやすく解説【画像30枚】
フェニック

ロリポップFTPにログインしてみたけど、使い方がよくわからないぞ?

今回はこのようなお悩みにお答えします。

ブログ初心者でも、ロリポップFTPを使用するシーンは必ず訪れます。

  • WordPressのバックアップのダウンロード
  • WordPressとGoogleサーチコンソールとの連携

そこで今回はロリポップFTPの基本的な使い方を解説します。

併せて、ロリポップFTPにフォルダをアップロードする方法も解説します。

画像たっぷり使い解説するので、ぜひ参考にしてください。

追記です。

まだサーバー未契約の方にはロリポップハイスピードプランの評判とデメリットの記事もおすすめです。

この記事の著者

Shota

副業ブロガー歴3年。月間32,000PVのブログフェニックスを運営。

目次

ロリポップ!FTPとは

ロリポップFTPの解説画像
ロリポップFTPの解説画像

ロリポップFTPとは、Web版のFTPツールです。

ロリポップFTPの解説画像

FTPツールとは、FTPサーバーに接続するためのツールです。

ロリポップのFTPサーバーに接続すると、以下のことが可能になります。

FTPサーバーでできること使用シーン(例)
FTPサーバー内の既存ファイルの書き換えWordPressの常時SSL化
FTPサーバー内へのファイルのアップロードGoogleサーチコンソールとの連携
FTPサーバー内からのファイルのダウンロードバックアップデータのダウンロード
Shota

ピンとこないと思うので、ロリポップのFTPの使い方で詳しく解説します。

メリット

ロリポップFTPの解説画像

ロリポップFTPを使用するメリットは、簡単にFTPサーバーに接続できることです。

ロリポップFTPにログインすれば、FTPサーバーに接続できます。

FTPソフトを使用する必要がありません。

WordPress初心者にはありがたい機能です。

デメリット

ロリポップFTPのデメリットは、以下の3点です。

  1. FTPサーバーに「ダウンロード&アップロード」できるファイルは、一度に一つ
  2. FTPサーバーへのファイルの転送速度が遅い
  3. FTPサーバーへファルダを「ダウンロード&アップロード」できない

つまり時間がかかるということです。

大量にファイルをダウンロード&アップロードする時は、FTPソフトを使いましょう。

ログイン方法

【サーバーの管理・設定】⇒【ロリポップFTP】をクリック

ロリポップの管理画面にログインし【サーバーの管理・設定】⇒【ロリポップFTP】をクリックします。

ロリポップFTPの画像

これでロリポップFTPへのログインは完了です。

ロリポップ!FTPの使い方

中休み

この項目では、ロリポップFTPの使い方を解説します。

既存ファイルを書き換える

ロリポップの常時SSL化を例に、既存ファイルの書き換え方法を解説します。

ロリポップの常時SSL化については、以下の記事で詳しく解説しています。

常時SSL化するドメインのフォルダをクリック

常時SSL化するドメインのフォルダをクリックします。

「.htaccessファイル」をクリック

「.htaccessファイル」をクリックします。

「.htaccessファイル」の設定方法

「.htaccessファイル」は以下のように設定します。

項目設定方法と解説
ファイル名.htaccessファイル
文字コードUTF-8
⇒【UTF-8】以外を選択するとWordPressが文字化けする
現在の属性604
⇒フォルダへのアクセス権限を付与

ロリポップでは「.htaccessファイル」の【現在の属性】を、604にすることを推奨しています。

設定するパーミッションの値

.htaccessファイル:604(rw—-r–)

引用:ロリポップ-バーミッションについて

「.htaccessファイル」を書き換える場合は【現在の属性】も604に変更しましょう。

【現在の属性】を604にすると、アクセス権限が以下のように設定されます。

  • 自分に「.htaccessファイル」を閲覧、書き換えする権限を与える
  • 自分の属するグループに「.htaccessファイル」を操作する権限を与えない
  • その他(ロリポップの運営者)に「.htaccessファイル」を閲覧する権限を与える

詳しくは以下のリンクで解説しています。

「.htaccessファイル」の一番上に常時SSL化コードを記載した画像

常時SSL化コードを記入したら【保存する】をクリックします。

これでロリポップFTPの「.htaccessファイル」の書き換えは完了です。

新しいファイルをアップロードする

【HTMLファイル】をFTPサーバーにアップロードしてサーチコンソールを設定する

WordPressとサーチコンソールとの連携を例に、ロリポップFTPにファイルをアップロードする方法を解説します。

所有権の確認ページ(ファイル)①
ダウンロードしたHTMLファイル

Googleサーチコンソールから「HTMLファイル」をダウンロードします。

Googleサーチコンソールを設定するWordPressのドメインフォルダ

Googleサーチコンソールと連携させる、ドメインのファルダをクリックします。

ロリポップFTPのアップロードのボタンをクリック

ロリポップFTPのアップロードのボタンをクリックします。

【ファイルを選択する】をクリック

【ファイルを選択する】をクリックします。

Googleサーチコンソールからダウンロードした「HTMLファイル」をクリック

Googleサーチコンソールからダウンロードした「HTMLファイル」をクリックします。

「アップロード待ちです。」と表示された画面

選択したら「アップロード待ちです。」と表示されるので【アップロードする】をクリックしましょう。

ロリポップFTPへの「HTMLファイル」のアップロードは完了

これでロリポップFTPへの「HTMLファイル」のアップロードは完了です。

保管しているファイルをダウンロードする

All-in-One WP Migrationの画像
All-in-One WP Migration

All-in-One WP Migrationのバックアップデータを例に、ロリポップFTPの保管ファイルをダウンロードする方法を解説します。

バックアップデータが保管されている、ドメインのフォルダをクリックします。

バックアップデータが保管されている、ドメインのフォルダをクリックします。

ai 1wm-backupsフォルダ
ai 1wm-backupsフォルダ

「ai 1wm-backupsフォルダ」をクリックします。

WPRESSファイルをダウンロードする
WPRESSファイルをダウンロードする

ファイルの拡張子が「wpress」のものが、バックアップデータです。

ダウンロードボタンをクリックします。

ダウンロードできたWPRESSファイル
ダウンロードできたバックアップデータ

これでロリポップFTPから、バックアップデータのダウンロードは完了です。

ファイル・フォルダを削除する

削除したいファルダとファイルにチェックを入れる

削除したいファルダとファイルにチェックを入れます。

ロリポップFTP上部の【ファイルの削除】をクリック

ロリポップFTP上部の【ファイルの削除】をクリックします。

【指定ファイルを削除しました。】と表示されたら完了です。

ロリポップFTPのファイル・フォルダの削除されました。

新規にファルダを作成する

ロリポップFTP内で、ファルダを作りたい階層へ移動

ロリポップFTP内で、ファルダを作りたい階層へ移動します。

ロリポップFTP画面上部の【新規フォルダ作成】をクリック

ロリポップFTP画面上部の【新規フォルダ作成】をクリックします。

FTPフォルダの設定方法

FTPフォルダは、以下のように設定します。

項目設定方法と解説
ファルダ名ファルダの内容が分かる名前を入力
⇒半角英数と記号で入力
ファルダの属性705
⇒フォルダへのアクセス権限を付与

ロリポップは新規フォルダの作成にあたり、ファルダの属性を705に設定するように推奨しています。

設定するパーミッションの値

ディレクトリ:705(rwx—r-x)

引用:ロリポップ-バーミッションについて

【ファルダの属性】を705にすると、アクセス権限が以下のように設定されます。

  • 自分にフォルダを閲覧、書き換え、実行する権限を与える
  • 自分の属するグループに、フォルダを操作する権限を与えない
  • その他(ロリポップの運営者)にフォルダを閲覧、実行する権限を与える

詳しくは以下のリンクで解説しています。

【保存をする】をクリックすれば、新規フォルダの作成は完了です。

新規にファイルを作成する

ロリポップFTP内で、ファイルを作成する階層へ移動

ロリポップFTP内で、ファイルを作成する階層へ移動します。

【新規ファイル作成】をクリック

【新規ファイル作成】をクリックします。

FTPファイルの設定方法

FTPファイルは、以下のように設定します。

項目設定方法と解説
ファイル名ファイルの内容が分かる名前を入力
⇒半角英数と記号で入力
文字コードUTF-8
⇒【UTF-8】以外を選択するとWordPressが文字化けする
ファイルの属性ファイルの用途によって数値を設定
⇒フォルダへのアクセス権限を付与

ファイルの属性は、ファイルの用途により変更してください。

ファイルの属性設定するバーミッション
HTML 画像ファイル604(rw—-r–)
CGIの実行ファイル700(rwx——)
CGIのデータファイル600(rw——-)
.htaccessファイル604(rw—-r–)
ロリポップ-バーミッションについて
新規に作成したファイルにコードを入力

新規に作成したファイルに、コードを入力します。

入力が完了したら【保存する】をクリックしましょう。

これで、新規フォルダの作成は完了です。

ロリポップ!FTPにフォルダごとアップロードする方法

中休み

ロリポップFTPにフォルダごとアップロードするには、FTPソフトが必要です。

ロリポップFTPでは、ファルダを「ダウンロード&アップロード」できないからです。

今回はFileZillaを使い、ロリポップFTPにフォルダをアップロードする方法を解説します。

FileZillaのインストール方法は、以下の記事で解説しています。

ロリポップFTPとパソコンの接続する

まずはFileZillaを使い、ロリポップFTPとパソコンを接続します。

ロリポップの管理画面から【ユーザー設定】⇒【アカウント情報】をクリック

ロリポップの管理画面から【ユーザー設定】⇒【アカウント情報】をクリックします。

FileZillaへの登録内容

以下のサーバー情報をFileZillaに登録します。控えておきましょう。

ロリポップのサーバー情報FileZillaの入力項目
FTPSサーバーホスト(H)
⇒FTPSサーバーを入力
FTPアカウントユーザー(U)
⇒FTPアカウントを入力
FTPパスワードパスワード(W)
⇒FTPパスワードを入力

FileZillaにロリポップのサーバー情報を登録する

FileZilla画面左上の【サイトマネージャー】をクリック

FileZilla画面左上の【サイトマネージャー】をクリックします。

サイトマネージャーのエントリの選択の設定方法

サイトマネージャーのエントリの選択は、以下のように設定します。

  1. 新しいサイトをクリック
  2. 【エントリの選択】にロリポップと入力
サイトマネージャーの一般の設定方法

サイトマネージャーの一般は、ロリポップサーバー情報をもとに以下のように設定します。

項目設定方法と解説
ホスト(H)ftp.lolipop.jpと入力
ポート21と入力
ユーザー(U)FTPアカウントを入力
⇒例:chowder.jp-〇〇〇
パスワード(W)FTPパスワードを入力

設定が完了したら【OK】をクリックします。

サーバー証明書を登録方法

サーバー証明書を登録します。

以下の項目にチェックを入れて、OKをクリックしましょう。

  1. 今後は常にこの証明書を信用する(A)
  2. 記載されている代替ホスト名でこの証明書を信頼する(T)
接続設定完了後のFileZillaの管理画面
接続設定完了後のFileZillaの管理画面

これで、ロリポップFTPとパソコンの接続設定は完了です。

FileZillaの左側にパソコンのフォルダとファイル情報、右側にロリポップFTPのフォルダとファイル情報が表示されます。

ロリポップFTPにフォルダをアップロードする

パソコン側の画面でフォルダを選択し、ロリポップFTP側へドラッグ&ドロップする

パソコン側の画面でフォルダを選択し、ロリポップFTP側へドラッグ&ドロップします。

これでロリポップFTPへのフォルダのアップロードは完了です。

ロリポップ!FTPの使い方のまとめ

今回はロリポップFTPの使い方について、解説しました。

さくっとまとめます。

ロリポップFTPの使い方
  1. 既存ファイルを書き換える
  2. 新しいファイルをアップロードする
  3. 保管しているファイルをダウンロードする
  4. ファイル・フォルダを削除する
  5. 新規にファルダを作成する
  6. 新規にファイルを作成する
  7. FTPソフトを使い、ファルダをアップロードする

WordPress初心者の方は、バックアップデータをダウンロード機会が必ず訪れます。

この機会にロリポップFTPの使い方をマスターしておきましょう。

よかったらシェアしてね!
目次