記事に何を書けばいいのかわからないぞ?早く記事を書けるようになりたいな。
今回はこのような疑問にお答えします。
理由は以下になります。
- 読者の検索意図に答えることができる
- ジャンルの専門知識が上がる
- 文章力が上がる
そこで今回は競合サイトの記事をパクり、高品質な記事を書く方法を解説します。
記事をスラスラ書けるようになりたい方は、ぜひ参考にしてください。
追記です。
収益で伸び悩んでいる人にはブログアフィリエイトで月5万円稼ぐ方法の記事もおすすめです。
この記事の著者
休日所長
副業ブロガー歴3年。月間32,000PVのブログ収益化研究所を運営。
ブログ記事のパクリはどこまで許される?
この項目では、ブログ記事の合法的なパクリ方について解説します。
文章の丸パクリは許されない
文章作成者の著作権を、侵害してしまうからです。
例えば、気に入っている歌の歌詞の全文を、何の断りもなく、あたかも自作の詩であるかのように自分のブログに載せたとします。
〈中略〉
しかし、歌詞の作詞者(著作者)は公衆送信権(同法第23条)を専有しています。オープンな電子ネットワーク上にアップされた瞬間、その歌詞は不特定多数の者がアクセス可能な状態に置かれるので(「送信可能化」された状態。同法第2条第1項第9号の5。)、それによって著作者の権利を侵害してしまうことになります。
引用:参議院法制局-ブログと著作権
多少文章を変更しても、著作権侵害に該当するよ!
著作権を侵害してしまうことになるため、文章の丸パクリはできません。
画像や音声の丸パクリも許されない
画像や音声作成者の著作権を、侵害してしまうからです。
ブログに自作の文章や絵(画像データ)、音楽(音声データ)などを載せる場合は、それが先に述べた条件を満たしていれば「著作物」として著作権法で保護されることになります。
引用:参議院法制局-ブログと著作権
使用する場合は、あらかじめ作成者に掲載の許可をもらう必要があります。
創作性がないものはパクることが許される
創作性がないものは、著作物に該当しないからです。
著作権法では、著作物とは「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう」と定義されています。
引用:著作権法2条1項1号
なお「創作性がないもの」とは、作成者の思想や感情がないものを指します。
具体的には、以下のものが該当します。
創作性がないもの | 理由 |
---|---|
文章構成 | 前例があるため、思想や感情に該当しない |
見出し構成 | 作成者の思想や感情がないため |
客観的事実・データ | 作成者の思想や感情がないため |
記事の装飾 | ブログツールのデフォルト機能であるため |
カテゴリー | 前例があるため、思想や感情に該当しない |
サイト設計 | 作成者の思想や感情がないため |
上記のものは上手にパクり、ブログスキルを上げましょう。
ブログ記事を丸パクリするリスク
この項目では、ブログ記事を丸パクリするリスクについて解説します。
記事がインデックスされない
競合サイトの文章を丸パクリしても、記事はGoogleにインデックスされません。
重複コンテンツ(コピーコンテンツ)を削除することを、Googleが明言しているからです。
ごくまれなケースとして、Google でのランキングの操作やユーザーへの偽装を意図した重複コンテンツが表示される可能性が認識された場合も、Google では関係するサイトのインデックス登録とランキングに対して適切な調整を行います。その場合、該当するサイトはランキングが低下するか、Google インデックスから完全に削除されて検索結果に表示されなくなる可能性があります。
引用:重複するコンテンツ – Search Console ヘルプ
記事がインデックスされないと、読者に読まれることはありません。
無駄な作業になるため、丸パクリは止めましょう。
サイト全体がペナルティを受ける
上記の引用文の通り、文章を丸パクリするとサイト全体がGoogleからペナルティを受けます。
ペナルティとは、以下のことを指します。
- サイト全体の検索順位の低下
- サイト全体のインデックス削除
リスクが高すぎるため、丸パクリは止めましょう。
著作権の侵害で訴えられる
訴えられると、以下のような罰を受けることになります。
- 賠償金の支払い
- 刑事罰
場合によっては、著作者から多額の賠償金を請求されたり、刑事罰を科せられたりするおそれがあるので注意が必要です。
引用:参議院法制局-ブログと著作権
リスクが高すぎるため、丸パクリは止めましょう。
ブログ記事をパクリ高品質な記事を書く方法
この項目では、競合サイトを合法的にパクり、高品質な記事を書く方法を解説します。
上位10サイトの記事を読み込む
まずは、目標キーワードで検索した上位10サイトの記事を全て読み込みましょう。
SEOでは、読者の検索意図に答えられる記事しか上位表示されません。
読者の検索意図を知るために、上位10サイトを読み込みましょう。
検索意図の把握方法
上位10サイトは、読者の検索意図に適格に答えられています。
まずは上位サイトを読み込み、読者の検索意図を把握しましょう。
見出しを網羅的にパクる
上位サイトは見出しを使い、読者の検索意図に答えているからです。
具体的には、以下のようにしてパクリます。
- 上位10サイトから、記事に必要な見出しをチェックする
- 上位10サイトに、共通した見出しをチェックする
- チェックした見出しを、網羅的に記事に取り入れる
- 見出しを、読者に伝わりやすい順序に並び変える
チェックした見出しは全て記事に取り入れましょう。
これで上位サイトの見出しのパクリは完了です。
オリジナルの見出しを追加する
そのためにも、上位10サイトにはないオリジナルの見出しを追加しましょう。
オリジナルの見出しの追加するには、以下の3つの方法があります。
それぞれ解説します。
①補足説明の見出し
ただし読者は専門用語を理解できません。
見出しを追加して補足説明しましょう。
具体的には、以下のように見出しを追加します。
見出し階層 | 見出しの内容(例) |
---|---|
H3 | WordPressのSSL化の設定方法を解説 |
H4 | SSL化について解説 |
「SSL化の設定方法」を解説する場合、読者はSSL化の意味がわかりません。
そのため、H4見出しを追加してSSL化について解説します。
②再検索キーワードの見出し
- 関連する質問
- 関連性の高い検索
上位サイトで言及されていないコンテンツを作ることができるからです。
再検索キーワードってよくわからないぞ?
読者が上位サイトを閲覧後に、再度検索したキーワードのことだよ。
読者の行動 | 具体例 |
---|---|
①キーワードでGoogle検索する | 「冷凍食品 おすすめメニュー」で検索する |
②上位サイトの記事を読む | 一人暮らし向けの冷凍食品メニューが書かれていない |
③再検索キーワードで再検索する | 「冷凍食品 おすすめ 一人暮らし」で再度検索する |
上位サイトに書かれていないコンテンツを作成するため、再検索キーワードで見出しを作りましょう。
なお、再検索キーワードの取得方法は再検索キーワードを取得するで解説しています。
③体験談による見出し
体験談が盛り込まれたコンテンツを評価すると明言しているからです。
このたび、検索結果の評価を改善するために、E-A-T に E(経験)を追加しました。つまり、実際に製品を使用している、実際にその場所を訪問している、誰かが経験したことを伝えているなど、コンテンツにある程度の経験が織り込まれているかどうかも評価されます。状況によっては、そのトピックに関連して実体験をもつ人が作成したコンテンツが最も高く評価される場合もあります。
引用:Googleセントラル-品質評価ガイドラインの最新情報: E-A-T に Experience の E を追加
E-E-A-Tについてはお問い合わせフォームを設置するで解説しています。
具体的には、以下のように体験談を盛り込みましょう。
見出し階層 | 見出しの内容(例) |
---|---|
H3 | エックスサーバーは表示速度が速い |
H4 | 実際に測定した表示速度を記載 |
そこで、H4見出しを追加し、実際に測定した表示速度のデータを記載します。
パクリたい文章を箇条書きにする
まずはパクりたい文章を分解して、要点を箇条書きにします。
ブログにコメント欄を設置する場合、コメントを記入してもらうと読者のパソコンやスマホのIPアドレスを取得することになります。
IPアドレスとは、スマホやPCなどに割り当てられるインターネット上の住所です。
ブログをWeb上に公開するだけで読者の個人情報を扱うことになるため、個人ブログでもプライバシーポリシーの設置は義務になります。
- コメント欄を設置する場合に取得する個人情報
- パソコンのIPアドレス
- スマホのIPアドレス
- IPアドレスとは
- パソコンやスマホに割り当てられる住所
- 個人ブログでもプライバシーポリシーの設置は義務
- 記事をWeb上に公開するだけで個人情報を扱うことになる
箇条書きにコンテンツを追加する
箇条書きの内容だけでは、競合サイトを超える文章を作れないからです。
具体例は以下になります。
- コメント欄を設置する場合に取得する個人情報
- パソコンのIPアドレス
- スマホのIPアドレス
- IPアドレスとは
- パソコンやスマホに割り当てられる住所
- 個人ブログでもプライバシーポリシーの設置は義務
- 記事をWeb上に公開するだけで個人情報を扱うことになる
- Google Analyticsを使用する場合に取得する個人情報(追加)
- トラフィックデータ(追加)
- トラフィックデータとは(追加)
- ブログ内のユーザーの行動データ(追加)
今回は「個人情報を扱うことになる」の文章を深堀りし、コンテンツを追加しました。
箇条書きをPREP法で編集する
PREP法は、要点が伝わりやすい文章構成だからです。
PREP法は「結論→理由→具体例→再結論」の順番で構成する文章だよ!
箇条書きにコンテンツを追加した文章をPREP法で編集すると、以下の文章になります。
(結論)個人ブログでもプライバシーポリシーの設置は義務となります。
(理由)記事をWeb上に公開するだけで、読者の個人情報を扱うことになるからです。
(具体例)具体的に扱う情報は、以下になります。
- パソコンやスマホのIPアドレス
- トラフィックデータ
(再結論)よって、個人ブログを運営する場合はプライバシーポリシーの設置は義務となります。
<補足説明①>
IPアドレスとは、パソコンやスマホに割り当てられる住所のことです。
ブログにコメント欄を設置する場合に、読者のIPアドレスを取得します。
<補足説明②>
トラフィックデータとは、ブログ内のユーザーの行動データです。
Google Analyticsを使用する場合に、読者のトラフィックデータを取得します。
コンテンツも追加され、更に読みやすい文章になりました。
最終的には、PREP法で文章を編集しましょう。
引用を利用する
引用とは、著作権法のルールを守り、他サイトの文章や画像をブログに掲載することです。
エビデンス(引用)を示すことで、正確性を証明できるからです。
具体的には、以下のように掲載します。
画像幅を1,200pxに設定することで、画像はGoogle Discoverに表示されやすくなります。
魅力的な高画質の画像、特に Discover からのアクセスが発生する可能性の高いサイズの大きい画像をコンテンツに含める。サイズの大きい画像は、幅を 1,200 ピクセル以上とし、max-image-preview:large の設定または AMP を使用して有効にする必要があります。
引用:Gooleセントラル-Discover とウェブサイト
引用を利用する際の注意点は、以下の3点です。
- 引用前に、主張する文章を記載する
- 引用文は、引用ブロック内に収める
- 引用元を記載し、発リンクする
引用を利用して、説得力ある文章を作りましょう。
コピペチェッカーを利用する
文章の丸パクリは許されないで解説の通り、競合サイトの文章を多少変更しても著作権侵害に該当します。
文章を丸パクリしていないことを証明するため、コピペチェッカーを使用しましょう。
無料で利用できるからです。
CopyContentDetectorの使い方
まずは、CopyContentDetectorにアクセスします。
CopyContentDetectorの使い方は、以下になります。
これでコピペチェックは完了です。
オリジナル画像を追加する
オリジナルの見出しを追加するで解説の通り、目標は上位10サイトの記事内容を超えることです。
オリジナル画像を追加して、記事内容を更に充実させましょう。
- 専門用語を図解で解説
- 複雑な内容を図解で解説
- 設定方法などを、パソコンのスクリーンショットで解説
以下の画像はCanvaで作ったオリジナル画像だよ!
文章だけではなく、オリジナル画像を追加して記事内容で競合を圧倒しましょう。
ブログ記事を丸パクリされた時の対応方法
この項目では、ブログ記事を丸パクリされた時の対応方法について解説します。
証拠を取得する
理由は、以下になります。
- 警告後にサイト運営者が「パクってない!」と主張することがある
- パクリ記事の内容が変更されることがある
- 法的手続きを行う場合に、必ず必要になる
まずは、丸パクりされた証拠を抑えましょう。
ウェブ魚拓でパクリ記事の証拠を取得する
ウェブ魚拓というサイトを利用すれば、URLを入力するだけで証拠画像を取得できます。
まずはウェブ魚拓に移動しましょう。
取得手順は以下の通りです。
URLで取得できるよ!
これでパクリ記事の証拠取得は完了です。
パクリサイトの情報を収集する
パクリサイトの情報を収集する目的は、以下の通りです。
- パクリサイトの連絡先を取得し、削除依頼する
- 削除依頼に応じない場合、関連サイトに通報する
- レンタルサーバー会社
必要な情報 | 取得方法 |
---|---|
パクリサイトのURL | トップページにアクセスする |
パクりサイトの運営者名 | プロフィールページにアクセスする |
連絡先 | お問い合わせフォームにアクセスする |
SNSアカウント | プロフィールページにアクセスする |
使用しているレンタルサーバー | SEOチェキを利用する |
今回は、レンタルサーバー情報の収集方法を解説します。
レンタルサーバー情報を収集する
パクリサイトのレンタルサーバーは、SEOチェキを利用することで特定できます。
使い方は、パクリサイトのURLを入力し【チェック】をクリックするだけです。
ホストの項目に、パクリサイトの使用しているレンタルサーバー名が表示されます。
サイト運営者に削除を要請する
収集した情報をもとに、パクリサイトの運営者に記事の削除を依頼します。
連絡手段は以下の3つです。
- パクリ記事のコメント欄
- パクリサイトのお問い合わせフォーム
- サイト運営者のSNS
第三者の目がないため、パクリサイトの運営者も冷静に回答してくれるからです。
以下に、削除要請の例文を記載します。
~様
お世話になります。
~というサイトを運営している~と申します。
今回は、記事の削除を要請させていただきます。
該当の記事は以下になります。
〈パクリ記事のURLを添付〉
この記事は、当サイトの記事の文章がそのまま使用されています。
〈パクられた記事のURLを添付〉
当サイトの著作権を侵害する行為にあたりますので、即時削除をお願い致します。
もしご対応いただけない場合、Googleに対し著作権侵害として通報させて頂きます。
お手数をおかけ致しますが、宜しくお願い致します。
サイト運営者に連絡できない場合
パクリサイトの運営者に連絡できない場合があります。
パクリサイトの情報を収集するの取得情報から、レンタルサーバー会社にパクリ記事の削除を依頼をします。
以下に、手続き方法が記載された公式ページを添付します。
「サーバー名+著作権侵害」でGoole検索すると、該当ページが表示されます。
Googleに著作権侵害を通報する
サイト運営者に削除要請すると同時に、Googleに著作権侵害を通報します。
まずはReport content on Googleにアクセスしましょう。
>>Report content on Googleに移動する
著作権侵害の通報のやり方は、以下の通りです。
- 【本人】を選択する
- チェックボックスにチェックを入れる
- メールアドレスを入力する
- 国は日本を選択する
「私が運営しているブログ記事のタイトル・本文・画像が無断転載されています。」と入力する
パクられた自分の記事URLを入力しよう!
パクリサイトの記事URLを入力しましょう。
- 署名日
- 署名
送信ボタンをクリックすれば、Googleに著作権侵害の通報は完了です。
お疲れさまでした。
まとめ
今回は、ブログ記事の合法的なパクリ方と、丸パクられた時の対応方法を解説しました。
さくっと内容を振り返ります。
競合サイトの記事を合法的にパクれば、高品質な記事を書くことができます。
紹介した内容を早速試してみましょう。