FileZilla(ファイルジラ)のインストール方法と使い方

今回はこのようなお悩みにお答えします。

FileZillaを使えば、サーバーとパソコン間でのファイル・フォルダのやり取りは簡単です。

FileZillaの管理画面でドラッグ＆ドロップするだけで、完結します。

そこで今回は、FileZillaのインストール方法と使い方を解説します。

画像たっぷりで解説するので、ぜひ参考にしてください。

さくっとFileZillaについて知りたい方には、こちらの動画を参照ください。

FileZilla(ファイルジラ)とは

FileZillaは、WordPressを復旧させる場面で多く利用されます。

具体的な活用方法は、以下の記事で解説しています。

FileZillaの特徴

上記の特徴から、現在では最も利用されているFTPソフトの1つです。

今更だけどFTPって何のこと？

FTPとは、ファイルをサーバーに転送するための通信規約です。

FileZillaはFTPを通してファイルを送受信するため、FTPソフトと呼ばれます。

FileZilla(ファイルジラ)のインストール方法

この項目では、FileZillaのインストール方法を解説します。

FileZillaのインストーラーをダウンロードする

FileZillaをインストールするために、公式サイトにアクセスします。

公式サイトにアクセスしたら、FileZillaのインストーラーをダウンロードしましょう。

FileZillaのインストーラーには、以下のものがあります。

自分のOSに対応するインスト―ラーを、ダウンロードしてください。

Windows64bit版のインストーラーをダウンロードする場合は【FileZilla_3.61.0_win64-setup.exe(recommended)】をクリックします。

パソコン画面左下にインストーラーが表示されたら、ダウンロード成功です。

Windows10が64bitか32bitかを調べる方法

パソコン画面左下にある、Windowsアイコンを右クリックします。

次に【システム】⇒【詳細情報】をクリックしましょう。

システムの種類に、Windows10のbit数が記載されています。

FileZillaをインストールする

FileZillaのインストーラーをダウンロードできたら、左クリックでインストーラーを開きます。

「FileZillaをインスートする前にライセンス条項を確認してください。」と表示されます。

【I Agree】をクリックします。

「FileZillaのインストール対象者」を問われるため【Any who uses this computer(all users)】にチェックを入れて【Next】をクリックします。

「インストールするプログラムを選択してください」と表示されます。

デフォルト設定のまま【Next】をクリックしましょう。

FileZillaのインストール場所を選択して【Install】をクリックしましょう。

「FileZillaのショートカット用のメニューフォルダを選択してください。」と表示されます。

デフォルト設定のまま【Install】をクリックしましょう。

FileZillaのインストールが完了したら【Finish】をクリックします。

これでFileZillaのインストールは完了です。

FileZilla(ファイルジラ)の使い方

この項目では、FileZillaの使い方について解説します。

FileZillaの管理画面の見方

左側には自分のパソコンのファイルとフォルダ、右側には接続したサーバーのファイルとフォルダが表示されます。

左：パソコンの中身が表示	右：サーバーの中身が表示
左上：フォルダ	右上：フォルダ
左下：フォルダの中身	左下：フォルダの中身

FileZillaにサーバー情報を登録しサーバーに接続する

FileZillaをサーバーに接続するには、FileZillaにサーバーのFTP情報を入力する必要があります。

FTP情報の入力には、サイトマネージャーの使用がおすすめです。

サイトマネージャーにサーバー情報を登録すると、次回からサーバー情報を入力する手間が省けるからです。

FileZilla画面左上の【サイトマネージャー】をクリックします。

サイトマネージャーが表示されたら、まず以下のように設定します。

続いて、サイトマネージャーにサーバー情報を登録します。

【一般】をクリックしてください。

設定項目	設定方法と解説
プロトコル(T)	【FTP-ファイル転送プロトコル】を選択 ⇒ファイル転送をする際の規約や手順のこと
ホスト(H)	使用しているサーバー名を入力 ⇒調べ方は後述
ポート(P)	21を入力
暗号化(E)	【明示的なFTP over TLSが必要】を選択 ⇒自分が使用するプロトコルを選択できる
ログオンタイプ(L)	通常を選択
ユーザー(U)	FTPユーザー名を入力 ⇒調べ方は後述
パスワード(W)	FTPパスワードを入力 ⇒調べ方は後述

ホスト(H)、ユーザー(U)、パスワード(W)の調べ方はサーバーの接続情報の調べ方で解説しています。

最後に【詳細】をクリックして、サーバー情報を追加設定します。

設定項目	設定方法と解説
サーバータイプ(T)	【デフォルト(自動検出)】を選択
デフォルトのローカルディレクトリ(L)	サーバーからダウンロードしたファイルの保管場所を選択 ⇒パソコン上での保管場所のこと
デフォルトのリモートディレクトリ(E)	【/domain】と入力
同期プラウジングを使用する(U)	チェックを入れる ⇒パソコンでディレクトリを選択すると、サーバーでも同名のディレクトリが選択される

設定が完了したら【接続】をクリックしましょう。

「パスワードを保存しますか？」と表示されるので【パスワードを保存する】にチェックを入れましょう。

その後【OK】をクリックします。

SSL証明書の確認画面が表示されます。

以下の項目にチェックを入れて【OK】をクリックしましょう。

「安全でないFTPデータ接続」と表示されますが【OK】をクリックします。

これでFileZillaで、パソコンとサーバーを接続することができました。

サーバーの接続情報の調べ方

上記のサイトが参考になります。

上記の5つのサーバーのFTP情報の調べ方が記載されています。

FileZillaでサーバーのファイルとフォルダをダウンロードする

サーバー側のファイルやフォルダを選択し、パソコン側の画面にドラッグ＆ドロップすればダウンロードが完了します。

ダウンロードが完了すると【転送完了】と表示されます。

FileZillaでサーバーにファイルとフォルダをアップロードする

パソコン側のファイルやフォルダを選択し、サーバー側の画面にドラッグ＆ドロップすればアップロードが完了します。

アップロードが完了すると【転送完了】と表示されます。

FileZillaでサーバーのファイルを編集する

FileZillaでは、サーバーのファイルを遠隔操作で編集できます。

ただし、デフォルト設定では上図のようにメモ帳でファイルを編集することになります。

テキストエディタで編集できるように、FileZillaの設定を変更します。

FileZillaにテキストエディタを設定する

FileZillaの管理画面から【編集】⇒【設定】をクリックします。

【ファイルの編集】を選択し【参照】をクリックします。

インストールしたVisual Studio Codeを選択し【開く】をクリックします。

【常にデフォルトにエディターを使用】にチェックを入れて【OK】をクリックすれば完了です。

これでサーバーのファイルを、テキストエディタを使用して編集できます。

FileZillaでのサーバーファイルの編集方法

サーバー側の画面からファイルを選択し【表示/編集】をクリックします。

テキストエディタが表示されるので、コードを編集します。

コードの編集が終わったら【ファイル】⇒【保存】をクリックしましょう。

「このファイルをサーバーに戻すためにアップロードします。」と表示されるので「はい」をクリックします。

これでFileZillaでのサーバーファイルの編集は完了です。

FileZilla(ファイルジラ)のインストールと使い方のまとめ

今回はFTPソフトのFileZillaのインストール方法と使い方について、解説しました。

サクッとおさらいします。

今回の内容は以上です。