記事を書くといつも手が止まっちゃう。何で記事を書けないんだろう。
今回はこのような疑問にお答えします。
記事構成を練るするだけで、圧倒的に早く高品質な記事を書くことができます。
そこで、今回はブログの記事構成について解説します。
この記事を読めば、記事をスラスラ書けるようになります。
記事の執筆速度を早めたい人は、ぜひ参考にしてください。
追記です。
収益で伸び悩んでいる人にはブログアフィリエイトで月5万円稼ぐ方法の記事もおすすめです。
この記事の著者
休日所長
副業ブロガー歴3年。月間32,000PVのブログ収益化研究所を運営。
ブログの記事構成案とは
この項目では、記事構成案の概要をさくっと解説します。
記事の設計図
記事構成案とは、記事の設計図です。
理由は以下になります。
対象 | 理由 |
---|---|
自分 | 記事を書く途中で方向性を見失う 主張が不明瞭になる 独自性のあるコンテンツを書けない |
検索エンジン | 記事の目標キーワードを認識できない |
読者 | 検索意図に沿う記事を読めない 潜在ニーズに気づくことができない |
自分、検索エンジン、読者の3者が満足させるためにも、記事の設計図は必要です。
見出し作成までの作業
記事を書く手順は、以下の通りです。
- キーワードを設定する
- 上位サイトを調査する
- 再検索キーワードを取得する
- 主張を決定する
- 見出しを作成する
- 本文を書く
- まとめを書く
- リード文を書く
- アイキャッチ画像を作成する
上記のプロセスで見出し作成までの作業が、記事構成に当たります。
なお、記事の制作手順は、以下の記事でも解説しています。
コンテンツ制作で記事作成を行う手順を紹介!外注時のポイントも(株式会社Hub Works)
ブログの記事構成案の作り方(5STEP)
この項目では、ブログの記事構成案の作り方を5STEPで解説します。
キーワードを設定する
キーワードを設定する理由は、以下になります。
- キーワードの検索数が、0の記事を書いても読まれない
- 検索エンジンに、キーワードを伝えることができない
- 読者の検索意図に答えられない
以上の理由から、まずは目標キーワードを設定しましょう。
なお、キーワード選定の方法は、以下の記事で解説しています。
上位10サイトを調査する
上位表示されている記事は、読者の検索意図に答えることができているからです。
検索意図に答えられないと上位表示できません。
まずは、目標キーワードでGoogle検索して上位10サイトの記事を読み込みましょう。
記事で確認すべきポイントを解説するよ!
- 検索意図を分析する
- 上位サイトの見出しを抽出する
- 主張内容を分析する
①検索意図を分析する
読者の検索意図を理解することで、記事に書くべき内容が見えてきます。
具体例として、キーワード別に読者の検索意図を記載します。
キーワード | 読者の検索意図 |
---|---|
アフィリエイト 穴場ジャンル | 競合が少ないアフィリエイトジャンルを知りたい 市場が伸びるジャンルを知りたい ジャンルを一覧形式で知りたい |
エックスサーバー 評判 | エックスサーバーの口コミが知りたい 他のサーバーとの違いが知りたい メリットとデメリットを知りたい |
WordPress 初期設定 | WordPressインストール後の設定を知りたい トップページのデザインを整えたい セキュリティ対策をしたい |
②上位サイトの見出しを抽出する
網羅性とは、必要なトピックが抜け漏れなく盛り込まれていることです。
Googleは網羅性の高い記事を評価します。
コンテンツが事実として正確で、記述が明確で、内容が包括的であることを確認してください。したがって、たとえばページでレシピを紹介する場合は、食材のリストや料理の基本的な説明だけでなく、手順がよくわかる詳細な料理方法を説明します。
引用:Googleセントラル-検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド
避けるべき事項:
・コンテンツが不足しており、ページの目的が果たされていない。
上位サイトの見出しを記事構成に取り入れると、網羅性の高い記事を書くことができます。
まずは上位サイトの見出しを抽出して、書くべき内容を明確にしましょう。
なお、ラッコキーワードを使うと簡単に上位サイトの見出しを抽出できます。
詳しくは、以下の記事で解説してます。
③主張内容を分析する
記事には主張があります。
具体例とて「雑記ブログ オワコン」というキーワードで上位表示している記事には、以下の2つの主張がありました。
- 雑記ブログはオワコンでない(9サイト)
- 雑記ブログはオワコンである(1サイト)
競合と異なる主張をすれば、上位表示されやすくなります。
上記の例だと「雑記ブログはオワコンである」と主張した方がSEOで有利だね!
“QDD”とは「多様性のある検索結果」ということを意味する“Query Deserves Diversity”の略語です。
「多様性のある検索結果」という言葉の通り、昨今のGoogleは、あるクエリの検索結果に対して、同様の内容のWebサイトを複数表示するのではなく、様々な内容のWebサイトを表示させています。
引用:「QDD」とは?検索結果の多様性を意識したグーグルアルゴリズム
検索結果で上位表示させるためにも、上位サイトの主張内容を確認しましょう。
再検索キーワードを取得する
- 関連する質問
- 関連性の高い検索
詳しく解説すると、読者が検索し上位記事を閲覧した後に、再度検索したキーワードのことです。
上位サイトでは問題解決されなかったので、再度検索したのでしょう。
再検索キーワードには、以下の特徴があります。
- 読者の本当に知りたいニーズが隠れている
- 読者の潜在ニーズが隠れている
- 上位記事では言及されていない
再検索キーワードを記事構成に盛り込むことで、検索結果で上位表示しやすくなります。
再検索キーワードの取得方法
柏崎剛さん(@tkashiwazaki2)が開発した再検索キーワード調査ツールで取得します。
- 調査デバイスの選択
- パスワードの入力
これで再検索キーワードの取得は完了です。
- 出現回数が3回以上のキーワード
- 「直下再検索キーワードのみ」に表示されたキーワード
- 「他の人はこちらも検索」に表示されたキーワード
- 「他の人はこちらも質問」に表示されたキーワード
主張を決定する
主張内容を分析するの内容をもとに、記事での主張を決めましょう。
以下に例を記載します。
目標キーワード | 主張(例) |
---|---|
雑記ブログ オワコン | 雑記ブログはオワコンではない |
エックスサーバー 評判 | メリットがデメリットを大きく上回る |
GRC 料金 | 他社の検索順位チェックツールよりコスパがよい |
決定した主張をもとに、見出しを作成します。
見出しを作成する
これまで分析した以下の情報をもとに、見出しを設定しましょう。
以下の内容では、見出しを作る上での注意点を解説します。
- 結論ファースト
- 階層構造に設定
- キーワードを挿入
- 上位サイトにない見出しを追加
①結論ファースト
結論が遅い記事は、読者から離脱されるます。
例として「ブログ名が思いつかない」というキーワードの記事の見出しは、以下の順番で設定します。
- 見出し①:ブログ名が思いつかない時のアイデア一覧(結論)
- 見出し②:ブログメーカーでブログ名を決める方法
- 見出し③:ブログ名が決まった後にすること
- 見出し④:まとめ
見出しも結論ファーストで設定しましょう。
②階層構造に設定する
見出しレベルは、重要度の高い順に以下の6種類があります。
H1>H2>H3>H4>H5>H6
なお、見出しレベルは、以下の図のように階層構造に設定すればOKです。
読者も検索エンジンも、記事構造が理解しやすくなります。
③キーワードを挿入する
H2見出しには、目標キーワードを挿入しましょう。
h2タグとSEOの関係性
h2タグをはじめ、hタグの設置はSEO対策として有効です。見出しはWebページの内容を検索エンジンに伝えるという役割を持っています。
引用:h2タグとは?見出しの効果的な設置方法とSEOとの関係性
H2見出しに目標キーワードを挿入することで、SEOで有利に戦うことができます。
④上位サイトにない見出しを追加する
上位サイトの記事で、読者の検索意図が十分に満たされるからです。
上位サイトを超えるために、以下の見出しを追加しましょう。
- 再検索キーワードを含んだ見出し
- 独自コンテンツのための見出し
- 体験談を記載するための見出し
見出しレベルでも、上位サイトに負けないことがポイントです。
ブログ記事の6つの構成要素と書き方
この項目では、ブログ記事を構成する6つの要素と記事の書き方を解説します。
記事タイトル
優れた記事タイトルをつけると、以下のメリットを享受できます。
- 記事のクリック率が上がる
- 検索エンジンに目標キーワードを伝えることができる
- 様々なキーワードから検索流入を狙える
読者満足度やSEOの観点から、記事タイトルは重要です。
なお、記事タイトルに作り方は、以下の記事で解説しています。
アイキャッチ画像
アイキャッチ画像は、以下の場所で表示されます。
- 記事タイトルの下
- ブログ内の記事一覧
- 検索結果
読者に瞬時に内容を理解させ、検索結果でのクリック率を上げるためにもアイキャッチ画像は重要です。
なお、アイキャッチ画像はCanvaで簡単に作ることができます。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
リード文
記事タイトルの下から、目次までの間に記載します。
リード文の役割は、以下の通りです。
- 記事を読み進めてもらう
- 内容の理解を促進する
- 案件を成約させる
リード文の書き方については、以下の記事で解説しています。
見出し
見出しの役割は、以下の通りです。
- 項目に書かれている記事内容を、読者に理解させる
- 検索エンジンに、目標キーワードを理解させる
- 目次を作成する
読者の内容理解やSEOの観点から、見出しは重要です。
本文
記事構成をしっかり作ることで、優れた本文を書くことができます。
なお、優れた本文とは以下のような文章です。
- 読みやすい
- 読者の検索意図と合致している
- 主張が明確である
- 論理がしっかりしている
- 独自性のあるコンテンツが記載されている
優れた本文を書くためにも、記事構成の作成は必須です。
まとめ
まとめを書くメリットは、以下の通りです。
- 読者の理解が深まる
- 案件を成約させることができる
- 関連記事に誘導できる
読者の理解促進や収益の向上のためにも、まとめは重要です。
なお、まとめの書き方については以下の記事で解説しています。
ブログの記事構成案のまとめ
今回は、ブログの記事構成の作り方を解説しました。
さくっと内容を振り返ります。
記事構成は、記事品質の8割を決定すると言われる重要な作業です。
今回の解説した手順をもとに、新しい記事を書いてみましょう。